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緑「商品開発部の神山智洋です。よろしくお願いします。」

商品開発部の神山さん。
奇抜な見た目に反してすごく真面目で、開発部のエース。
神山さんが開発した商品は必ず売れる、らしい。



赤「営業部の重岡大毅です!よろしく!」

営業部の重岡さん。
笑顔が印象的なこの人は契約獲得率90%を誇るらしい。
ウチの会社の営業成績は重岡さんが支えていると言っても過言ではない。



桃「同じく営業部の小瀧望っす!おねしゃす!」

営業部の小瀧くん。
もともと違う部署だったけど、営業部にヘッドハンティングされた。
すぐ結果を残していて、次世代エースと呼ばれている。

…ここに私が入ってもいいのでしょうか。
ともかく足引っ張らないようにしないと。


黄「かなりの長期戦が予想される。
 しんどいこともあるやろうけど、力合わせて頑張りましょう!」


よろしくお願いします!

全員のその声が部屋に響いた。






桃「Aさんって俺と同期やんな?」

簡単な自己紹介ミーティングが終わった後、各自振り分けられたデスクへ向かう。
どうやら私の左隣は小瀧くんらしい。


『あ、はい。おそらく』
桃「安心したー!年上ばっかって聞いてたから!
 これからよろしくな!あと敬語やめてや!」

大きな声でそう言うと小瀧くんは私の手を握って、
握手!といいながら大きく振った。


『あ、あの、小瀧くん…!』

そう困ってると、


黄「コラ小瀧、Aさん困っとるやろうが」

といって資料で小瀧くんの頭を叩いた中間さん。



桃「イテッ」
黄「ほらこれ、オマエの分や。Aさんも、はい」

そういって今回のプロジェクトに関する資料を渡される。



黄「明日から頼むで、若いの」
桃「中間先輩、おじさんですもんね!」
黄「シバくぞ小瀧」
桃「イテッ!もうシバいてますやん!!」

暴力だぁ!と叫ぶ声を背に、ふはっと笑う中間さん。
その立ち去り際に、ポンと私の頭に手が乗る。


『え?』
黄「期待してるで、A」

少し口角を上げていう中間さんは、数回ぽんぽんした後
自分のデスクへ戻っていく。

よ、呼び捨て…?しかも、頭ポンポン…!?







橙「あれ、Aちゃん顔真っ赤やん!」
赤「ほんまや!熱か?」
『ちっちがいます!!!』











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デスク

| 重岡 | 桐山 |
ーーーーーーーー | 中間
| 小瀧 | A |






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作者名:ぽんこつ | 作成日時:2022年6月7日 15時

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