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大成「直哉のこと探しに行くぞ、立てるか?」
『うん大丈夫。』
大成の手を借り、ベットから立ち上がった私は大成と一緒に森村くんを探し出した。
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しばらく学園内を探していると、裏庭で寝っ転がる森村くんを見つけた。
『大成、あれ!!!』
というと、直哉!!!といって走り出した。
『あ。ちょ、待って!!!』
大成の後をついていった。
大成「今スマホにURLを送った。手を貸してくんねぇか。」
『いや、いつの間に。』
毎度こういう仕事は早いと感じさせる大成に、驚く。
森村「何度も言わせんなよ。お前らだけでなんとかできるんだろ?」
大成「心配じゃねぇのかよ。たった1人の妹だろ?』
森村「ただの妹だろ?大袈裟にいうなって」
森村くんはカバンを持ち、立ち去っていこうとした。
そんな姿に苛立ちを覚えた私は
『カッコつけんな!!!!!』
大成「A?」
『本当は、心配で仕方ないくせに、
何を思ってそんな態度とってるか知らないけど。
素直になれ!!花ちゃんが作った弁当、作ってもらって残したことないんでしょ?
妹思いのお兄ちゃんのくせに、何が大袈裟よ!!!!!』
大成「A….?」
『あっ….ご、ごめん。』
感情に任せていってしまった言葉に後悔し、俯く。
森村「ありがとう。自分に嘘ついてた。」
と言って私の方を向き、微笑む森村くんに私も釣られて、微笑む。
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浮所ロス - 最高です!これからも読み続けます (2021年8月30日 20時) (レス) id: 612f29e707 (このIDを非表示/違反報告)
ちょす(プロフ) - めちゃくちゃ面白かったです!更新楽しみにしてます! (2021年8月25日 21時) (レス) id: 11629eb6b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:yume.。 | 作成日時:2021年8月14日 16時