156話 夢主SIDE ページ11
「ようやく終了ね。
それじゃあ結果をご覧なさい！」
ディスプレイに浮かび上がる上位43名。
1位緑谷、2位紅白頭、3位勝己、4位ぼく―――
5位はツル女…B組のやつか。
43人、次の種目に移れる人数。
A組が21人、B組が20人。
それ以外に普通科の紫頭とサポート科のハイテンション女。
当然のようにヒーロー科、全員予選突破、か。
「予選通過は上位43名!!!
残念ながら落ちちゃった人も安心しなさい！
まだ見せ場は用意されてるわ!!
そして次からいよいよ本選よ!!
ここからは取材陣も白熱してくるよ！ キバリなさい!!!」
本選、一体何が行われるんだ？
第一種目でこれだけ派手な演出をしたんだ。 二回戦も随時同じく、またそれ以上に盛り上げなければならない。
ディスプレイの中で回転する文字。
そして映し出された内容。
「騎馬戦…！」
個人技ではなく、団体競技。
……ぼくの苦手とするところかな。
「参加者は２〜4人のチームを自由に組んで騎馬を作ってもらうわ！
基本は普通の騎馬戦と同じルールだけど一つ違うのが…
―――先程の結果に従い、各自にPが振り当てられること！」
…つまり組み合わせによって騎馬のポイントが違ってくるわけか。
そうなれば上位はもちろん高得点。
組む相手は問題なければほぼ選びたい放題。
その分狙ってくる相手も多いとは思うが…。
「与えられるPは信太からずつ！
43位が5P、42位が10P…そして――」
じゃあぼく200Pかな。
なんて思っていると、一位に与えられるPは――
「1000万!!!!」
「えっ」
「上位の奴ほど狙われちゃう――…下剋上サバイバルよ!!!」
うわ、緑谷めっちゃ狙われるやつじゃん。
よかった、上位キープだけしておいて。
「上に行く者にはさらなる受難を。
雄英に在籍する以上何度でも聞かされるよ。
これぞ“Plus Ultra”!
予選通過の緑谷出久くん!!
持ちP1000万!!」
皆の目つきが変わる。
もちろんぼくも例外ではない。
ニタァと笑いながら緑谷の肩を叩いた。
「と、ときっ、とき、ざみさ…！」
「今は相澤な。 とりまどんまい！ 応援してる」
獲りに行くけどな。
ぼくがそう言うと緑谷は大量の汗を流した。
……さて、誰と組もうか。
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りん(プロフ) - 主様はなんでこんなに絵が上手いのでしょうか (2021年4月10日 21時) (
レス) id: 09351e94e4 (このIDを非表示/違反報告)
庵 - 続編オメデト。気に入ってるカラ、更新頑張ってヨネ。 (2017年10月1日 3時) (レス) id: 781a67beb0 (このIDを非表示/違反報告)
時雨(プロフ) - いつも見させてもらってます！ゆっくりでもいいので是非更新期待してます（≧∇≦） (2017年9月24日 23時) (レス) id: 838bf855a6 (このIDを非表示/違反報告)
暴君ネロ皇帝(プロフ) - ずっと待ってます この作品大好きなのです (2017年9月24日 22時) (レス) id: bf4d7ee0c1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - この作品めっちゃ好きです！！更新ずっっと待ってますので！！なんの理由かはわからないですが、頑張って(?)ください！！(何があったのかわからないのでこの言葉が不謹慎出ないといいのですが…) (2017年9月24日 19時) (レス) id: 6961a8d2ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彼岸花 | 作成日時：2017年9月19日 22時
