147話 爆豪SIDE ページ2
朝からAの下着姿を見てしまった。
顔に熱が帯びるのを感じながら早く着替えろ、とソッポを向く。
黒と青のストライプの下着。
白い肌に細いライン。
その姿はとりあえず思春期真っただ中の俺には刺激が強かった。
あんなエ ロい着替え方すんじゃねえ!
「よかったわね、ラッキースケベ」
ババアにそう言われうるせえ！ と怒鳴りつける。
目に焼き付いてしまって当分消えそうにない。
はあああ、と深くため息をついていると、ワイシャツとスカート姿のAが席に着いた。
珍しくブレザーとネクタイをしていない。
そしてあろうことか第三ボタンまで開けている。
「ふっざけんな！ 閉めろ!!」
俺がそう言うと、何急に。 と面倒くさそうな顔をする。
ワイシャツの隙間から見える谷間。
とにかく色っぽい。
「貧相な胸見て興奮してるの、勝己変態」
「てめェふざけんな、Cくらいあんだろ!!」
「把握済みかよ。 怖」
思わず口を滑らした。
また顔が熱くなる。
……仕方ねえだろ、好きなんだから、嫌でも意識しちまう。
俺たちがそんな調子で話しているとババアは青春ね。 と朝食を並べた。
美味しそう。 Aは無気力ながらも少し口元を緩めていた。
「…朝から生姜焼きって」
俺がそう言うとババアは皮肉気に笑った。
「あら、Aちゃんの好物だもの。 いいのよ？ 別に勝己は食べなくても」
「食うわクソが」
「おいしそう〜」
俺とババアの茶番には興味なしか。 いや知ってるけどよ。
幸せそうに生姜焼きを頬張るA。
よく分からねえが花が見える。
「今日頑張ってね、二人とも」
「あい、一位ににゃりまふ(はい、一位になります)」
「食い終わってから言えや。 あと一位になるのは俺だ」
くっそ可愛い。
小動物のようなAの頭を撫でながら俺はAに宣戦布告した。
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りん(プロフ) - 主様はなんでこんなに絵が上手いのでしょうか (2021年4月10日 21時) (
レス) id: 09351e94e4 (このIDを非表示/違反報告)
庵 - 続編オメデト。気に入ってるカラ、更新頑張ってヨネ。 (2017年10月1日 3時) (レス) id: 781a67beb0 (このIDを非表示/違反報告)
時雨(プロフ) - いつも見させてもらってます！ゆっくりでもいいので是非更新期待してます（≧∇≦） (2017年9月24日 23時) (レス) id: 838bf855a6 (このIDを非表示/違反報告)
暴君ネロ皇帝(プロフ) - ずっと待ってます この作品大好きなのです (2017年9月24日 22時) (レス) id: bf4d7ee0c1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - この作品めっちゃ好きです！！更新ずっっと待ってますので！！なんの理由かはわからないですが、頑張って(?)ください！！(何があったのかわからないのでこの言葉が不謹慎出ないといいのですが…) (2017年9月24日 19時) (レス) id: 6961a8d2ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彼岸花 | 作成日時：2017年9月19日 22時
