再会トランスファースチューデント ページ26
?「久しぶりだな〜」
声がした方を見ると白いカーディガンを羽織りスカラビア寮の腕章をベルトに通した1人の男子生徒がやってきた｡さらに言うなら特徴的なターバンも頭に巻かれている
ルデヤ「も､もｼｶｼ……て……アル・アジームｸﾝ?」
カリ「ああ!元気にしてたか?」
う､嘘……だってバイパー君が
カリ「あぁ､編入してきたんだよ!なんか手違いがあったらしくてさ〜」
ルデヤ「……ｶ､顔に……ﾃﾞﾃま……した?」
カリ「否､なんとなくだけど?」
ルデヤ「そ…ｳ……ですか……」
未だに驚きを隠せないまま笑うアル・アジーム君と向き合っていると
ジャ「カリム!やっと見つけた!」
凄い形相のバイパー君がやって来た
ジャ「ったく､案内している時にどっかに行くな!」
カリ「わ､悪いジャミル……」
バイパー君はアル・アジーム君と私の間に立つと
ジャ「迷惑をかけて申し訳ありません､ルデヤ先輩」
睨みつけながら少し､だいぶ「先輩」の部分だけ棘をつけながら喋りかけてきた
ルデヤ「ｲﾔ……そん､なこ……と……ﾅｲ…ﾃﾞｽ」
バイパー君の対応に慣れてきたが……すこぶる機嫌悪そう
これが所謂「触らぬ神に祟りなし」ってやつか?
(多分違う)
そんな私の心情など置き去りにアル・アジーム君は
カリ「そういえば､ルデヤってそんな喋り方だっけ?」
入学当初のバイパー君と同じ事を聞いてきた
バイパー君から「話を聞けｯ!」とﾍﾟｼｯとデコピンをくらいながら
ルデヤ「あ､ｱﾉ時……は､仕ｺﾞﾄだ……ｯﾀから」
カリ「なるほどな〜まぁこれからよろしくな!突然だけど明日､歓迎会があるんだ!良ければ来ないか?」
「ルデヤの友達も呼んでいいからさ」とキラキラ目で見てくる……これって
ルデヤ「よ､喜んで……招……た……ｲ……受け､ﾏす」
カリ「!!やったァ!!んじゃ､明日の17時からの予定だから来てくれよな!!」
断れない案件だよね､うん
だって断ったら絶対しゅんって悲しい顔の子犬を連想させる顔するはず
現に今､彼は獣人族では無いはずなのに嬉しそうに尻尾を振ってるんだから(幻覚です)
ジャ「忙しいのにわざわざありがとうございます､ルデヤ先輩」
バイパー君はこの時だけは私に同情してくれるような眼差しを向けてくれた
次期当主の大変さは彼が1番分かっているからだろうな
カリ「じゃあ、またな!!」
と彼等は去って行った｡
イグ「「ルデヤ〜!」」
と皆に呼ばれ私もその場を後にした
続く
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aikattse(プロフ) - レイアさん» すみません、この話は出来るだけ原作沿いにする予定ですが捏造の部分があり、また、レオナの留年したタイミングが分からないので話を少し整理してからこのまま続行するか訂正するか考えます。ご指摘有難う御座います。 (2022年2月2日 18時) (
レス) id: dd8db54d65 (このIDを非表示/違反報告)
レイア - レオナと夢主が、同じクラスになることはあり得ないです！ (2022年2月2日 0時) (レス) @page9 id: 436e3086c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：aikattse | 作者ホームページ：http://kattse0624.
作成日時：2021年8月7日 18時
