オドオドしているあの人はNRC最恐の人~2~

部活レクリエーション怪談編 ページ21

部1,2,3「「「もう､やめようぜ!」」」

副部「おいおいwwまだ全然火を消してないよ」

部4「そーだぞ!」

部5「乗り気だった癖に〜」

蝋燭の火は残す所あと十数本､まぁまぁ大詰めの辺りまで来た

蝋燭の火を消した人達はもう布団に入って寝たり､別の話をしたり､ああやって怖がったりしたり人ばかりだ

話す時は意気揚々としてたのになぁw

部6「――って噂がたった」

と一人が言い火を消す

その時――

ガタンｯ

部1､2､3「「「ヒィッ!!」」」

全「ｯ!!」

突然物音が聞こえ､皆が怯える

私は自分の纏っている空気を仕事の時の空気に変え警戒する……

ゴースト達は恐くこういう風に皆を脅かす時はすぐ姿を見せ謝ってくれる､何も気配が無くゴースト達も現れないとなると……

ルデヤ「……風､か……な……きっと……物音､を……ｵｺ……し……ﾀ……んだよ」

私が皆を落ち着かせる

副部長にこの時ぐらいしっかり声出せよと小突かれる

こういうキャラで通しているんだから無理っすww

だが少し気になって「トイレに行く」と皆に伝え見回りをすることにした

その時に「俺らも!!」と名乗り出てきた人達は無視してきた。

ルデヤ「一人で行けよォ!!」

って

だってNRC学生が怖い話をしただけなのにトイレ一人で行けないって恥ずかしくないか……気持ちは分からん事ないが……

いい機会でしょ?度胸を鍛えるさwスパルタかなw

まぁ何とかやってくれるさ


体育館の屋根の上に立って体育館を中心とし人感知系魔法に似せた魔法､アヴェマリア家に伝わる応用魔法を使う

これは決してユニーク魔法では無いです!!

誤解しないで!!

まぁそんな魔法を使って学園内の人の把握をする

勘がいい人､特に学園長等の先生方はもち､ドラコニアさんやヴァンルージュさん､キングスカラー先輩等には勘づかれるだろう

まぁ誰が使ったっていうことはバレないだろう(一人を除いて)

ただこれを使うと酔う……人酔いのような乗り物酔いのような……

ドロドロとした感覚やスライムのようにねっとりとした感覚が体を……首を巻き上げる感じ……

苦しくなく痛くないけど鈍い苦しみと痛みが体に走る

ルデヤ「……犬みたいだな……嗅ぎつけて現れるなんて……」

?「クフフ……馴染みのある魔法で少し気になってしまってのう……」

とヴァンルージュさんがにこやかに後ろに立っていた
想像以上にこの人､私をよく見て感じてる

まじでこいつ……何者だ……

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