回想ダークネス ページ1
ガタゴト……ガタゴト……
偶にコツッと壁に当たり眠りを妨げられる。
目を開けても何も見えない、暗闇の中。
まだ着かないのか...
と愚痴を零す。
そして次に起こされるときは目的地に着いていることを期待し目を瞑る｡
「ねぇちゃん、おめでとう。」
「あの
「女の子のあんたがあそこに行くなんて心配だねぇ。気を付けるんだよ。」
と故郷でお祝いしてくれた家族たち。
贈り物の花束を抱え嬉しくてにやけると、辺りが一変した。
辺りが暗く私と男を謎の光が包み照らす。
「私達、アヴェマリア家の宿命は途絶えない。」
や、やめろ......
「これは運命なのだ......受け入れろ......」
やめてくれ......
「アヴェマリア家は呪われているのだ......お前も呪われているのだ」
うるさい!うるさい!
次の瞬間花束が赤く染まったナイフに代わり男は血溜まりの中に身を沈めていた。
「お前にも立派なアヴェマリア家の血が流れている、諦めろ。」
「う、うわぁぁあああ‼」
と勢いよく起き上がりゴンッと頭をぶつける。
「イッタァ!」
痛さに悶えているとガチャリと鍵が開いた音がした。
?「起きてください、寮分けの時間ですよ。」
と誰かがそういい、遠ざかるのを感じた。
頭をぶつけた場所を押してみると開き眩しい光に目を細める。
—お前は呪われている—
その言葉が聞こえたがブンブンと頭を横に振って夢の内容を追い出す。
そして光のほうに足を運んだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 115人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
aikattse(プロフ) - うさもちさん» ありがとうございます!!ゆっくり更新ですが暖かい目で見守っていただけると嬉しいです！応援､ありがとうございます!! (2020年11月15日 20時) (
レス) id: dd8db54d65 (このIDを非表示/違反報告)
うさもち - コメント失礼します。とても面白いです！すごく話の続きが気になります！更新頑張ってください！ (2020年11月6日 9時) (レス) id: dcb002d364 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：aikattse | 作者ホームページ：http://kattse0624.
作成日時：2020年9月21日 0時
