試験後リフレクション ページ36
今回の私の筆記試験及び実技試験結果は共に学年トップ
皆の憧れである称号である為、試験が終わった次の日、つまり今日皆の注目の的になっている
但し、別の意味でも……
ヒソヒソ……
「おい、アイツだよ……昨日の実技試験でコテンパンに相手を蹴散らしたやつ」
ヒソヒソ……
「それにあの右側の前髪、あそこにあの時の赤い目があるだなんて……恐ろしい……」
ヒソヒソ……
「相手のユニーク魔法を操るなんて……とんだ化け物だよ」
……あ゙あ゙〜マジでムカつく……昼食ぐらいゆっくりさせろよ……いっその事……黙らせてやろうか?
?「君の近くお邪魔するよ〜」
イライラしてたら頭上で軽快な声が飛んできた
ルデヤ「……ダイアモンドさん……達か……どうぞ」
「邪魔するぞ」とクローバーさんが言いそれに続きシェーンハイトさん、ハントさん、ヴァンルージュさん、ドラコニアさんが次々に座っていく
そして昨日の事に何も触れず楽しくお喋りをし始めた
勿論、私を混ぜて
余り変わらず何時ものように接してくれる彼らに私は思わず昨日の出来事を話題として振った
ルデヤ「ワタ……俺の……コト……怖く……ナインデス、か?」
私の言葉に皆目を見開き笑った
ヴィ「当たり前でしょう」
ケイ「だってルデヤちゃんはケー君の大切な友達でしょ?」
リリ「友人を怖がる必要などなかろう」
……友達……そっか
私は皆にとって友達なんだ
友達って認めてくれてるんだ……
じんわりと心が暖かくなる
全「ねぇ/おい/なぁ!今笑ったよね/わよね/よな?!」
ルデヤ「?いいえ?」
全「ねぇ!もう1回笑って!」
ルデヤ「なんでさ?!」
試験明けの部活
バスケ部が活動している体育館に向かうと部員がずらりと並び私を出迎える
……なんか私、悪い事したかな?
戸惑っていると部員が私を取り囲み頭を撫でたり肩を叩いたりしてきた
そして
部員1「バスケも魔法も……更にテストにも強いなんて……お前はバスケ部1番の誇りだよ」
部員2「オッドアイってかっけーよな!」
と皆で私を励ましてくれる
ルデヤ「……あぁ!有難う!」
私には私自身を受け入れてくれる友達や仲間がいる
何も気にしないで生きていこう!
あ、部活終わりにシュラウドさんとゲームのお話したよ〜
待っててくれたみたいで
いつも通りに接してくれたよ
嬉しいなぁ〜
notside
その日からバスケ部にはルデヤの知らない暗黙のルールができた
それは……
「ルデヤを必ず守る!」
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aikattse(プロフ) - うさもちさん» ありがとうございます!!ゆっくり更新ですが暖かい目で見守っていただけると嬉しいです!応援、ありがとうございます!! (2020年11月15日 20時) (レス) id: dd8db54d65 (このIDを非表示/違反報告)
うさもち - コメント失礼します。とても面白いです!すごく話の続きが気になります!更新頑張ってください! (2020年11月6日 9時) (レス) id: dcb002d364 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:aikattse | 作者ホームページ:http://kattse0624.
作成日時:2020年9月21日 0時