花ノ祝福 ページ35
教会の鐘の音が辺りに響き渡る。
その教会の中には沢山の人と教壇の前に一人の青年が立っている。
そこに続く一本道の端に純白のドレスに身を包んだ一人の女性が正装に身を包んだ中年の男性と共に立っている。
「新婦のご登場です。」と共に彼らは足を運ぶ。
「今日は父の代わりとして共にここに立っていただきありがとうございます。」
「私も君の晴れ姿を見れてうれしいよ。」
と会話をしていると青年の元につく。
女性は隣にいた男性の元を離れその青年の元に近づく。
「ようやく、この時が来たね。」
「そうですね」
教壇の前に神父が現れ
「病める時も、健やかなる時も、汝ら互いを愛するか?」
と問う。
「「誓います」」
彼らは言い指輪の交換をする。
「絶対に幸せにしてみせるよ。」
「私もです。」
二人の影が重なると人々から祝福の拍手が鳴り響きたくさんの花が舞う。
青年がカランコエを女性の耳に添えピンクの山茶花を髪に器用に結い加える
「この二つの花に誓うよ。」
とギザなセリフを添えて...
女性も顔を赤く染めて微笑み
「私もですよ。」
と赤いゼラニウムを青年の胸ポケットにブローチのようにつける。
そんな二人を花たちは祝福するように囲む。
二人の身についている花や美しいヘリクリサム、ムーンダスト別名、青いカーネーションがほかの花よりもこっちを見てとでもいうように強調して舞う。
花達に見守られ二人はまた口づけを交わした。
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国木田独歩
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作者名:aikattse | 作者ホームページ:http://kattse0624.
作成日時:2018年12月9日 12時