ト或ル組織〜４〜 ページ19
ここ、豪華客船の中優雅に
…と思いきや...
太「何で此処に蛞蝓が居るわけ?!」
中「其れはこっちの台詞だ糞鯖!!」
優雅な宴が行われている中太宰と中也はぶれず仲良く喧嘩をしている。
敦「や、止めましょうよお二人とも...ってく、国木田さんが倒れたぁ!!」
与「おやぁいいところに...ヒック、治療をしてやらないとねぇ...ヒックッ...」
谷「よ、与謝野先生?!お酒飲んじゃ駄目じゃないですか!!そして鉈下してください!!」
樋「あ、芥川先輩、何か飲み物でもいｋ―」
芥「僕等は任務中の筈だが樋口...」
樋「す、すいません!!」
と云う具合に皆ぶれず、呑気に仕事の事をそっちのけで飲んだり食ったりしている。
「皆さん。」
と長身の初老の男が彼らの前に現れニコニコしている。
「ご主人様の護衛のほうはどんな状況なのでしょうか?」
国「そこはご心配なく。」
復活した国木田は手短に分かりやすく男に説明する。その間皆は更にヒートアップしそうな太宰と中也の喧嘩を止める。
国「…以上が俺達の作戦です。」
「そうですか...いえ、実はご主人様がそのことに関してとてもご心配なされていたので念の為に小耳に挟んでおこうと思いまして...では私は此れで。」
ごゆっくりと一礼し去っていった。
太「あの男怪しいね。」
とニョキっと生えるように国木田の後ろから太宰が顔を覗かせ男の後姿を見透かすようにしてみる。
国「…言われてみれば確かに...」
国木田は顎に手を添え思考を巡らす。
会場はがやがやと賑わい夜は段々と黒く染まっていく。
ラッキーアイテム
バッグ
ラッキーキャラ
国木田独歩
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作者名：aikattse | 作者ホームページ：http://kattse0624.
作成日時：2018年12月9日 12時
