貴(ふぁぁ…そろそろ終わらないかな?) ページ41
千代side
敦「弁護士!」
太「ノー!」
太「新聞記者!!」
太「ブー」
敦「大工さんだ!!」
太「違いマース!」
谷「で、デタラメだ」
ナ「…ですわね」
貴『だな。』
そういい、私は抹茶ラテを飲む。甘い物は美味しいな。にしてもさっき、振られた時はビックリした。リラックスしていた時にだから。まぁ、良いんだけどね。太宰さんの前職か…分かるんだけどね。だって、作にいの土産話によく出てきたから。作にいと仲が良かったのにどうして彼はー太宰さんは作にいを…
タスケテクレナカッタノ?
敦「役者!」
ハッと現実に引き戻される。危ない危ない、黒い感情に飲み込まれる所だった。作にい曰く、この、“黒い感情”に飲み込まれると私の異能が暴走して殺戮に特化し周りを血の海にするらしい。以前暴走しそうになったのを作にいが未然に防いでくれて大きな事件を一度も起こしていない。作にいの天衣無縫で未来予知してくれたからね。あの時は助かったよ。本当に…うん。
この一件から、私のこの異能力を“可能性の文学”と名付け、可能性の文学の最終形態を“終戦前後”と名付けた。
にしても役者か…確かに太宰さんならその可能性があるように見えるよな。だけど、
太「違−う。けどー…うふふ、役者は照れるねぇ〜。」
敦「えぇ−?織田作君も太宰さんも一体なんだろう…」
国「織田は兎も角、太宰はどうせ何もせずフラフラしていただけだろう?」
太「違うよ。」
国「?」
太「この件では私は嘘をつかない。」
敦「?」
何なんだろう。凄く真面目な眼差しだった。何処か哀愁に満ちた、儚げな表情で…
太「降参かな?敦君?」
敦「えー。お、織田作君は!?何か分かった?」
貴『フェ?…まぁ、うん…その…』
言っていいのかどうか分からず口を濁す。そうすると太宰さんは勝ち誇ったような顔で、
太「じゃ、ここの払いは宜しくね♡」
と伝票を敦に渡した。
敦「ゲッ!!」
…後で払うか太宰さんは持ち合わせがないなら付けてもらいなよと言っているけど…?!
窓の外に探偵社に向かう女性を見かけた。依頼人かなと思ったがその発想は直ぐに消した。だってあの人は―
谷「そう言えば作之君は前職、僕達と同じ学生さんなの?」
貴『違う、学校なんて行ったことない。』
ナ「でもよくナオミに勉強教えてくれますよね?」
貴『独学だ。それに教科書や参考書読めば大体分かる。』
…作者は無理ですね。千代さんとは頭の作りが違うから。
谷「はいもしもし…」 太宰side→←敦(`\ω\´)┘ウォォォ 皆(も、燃えている…。)太宰side
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中島敦
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作者名:aikattse | 作者ホームページ:http://kattse0624.
作成日時:2018年10月25日 20時