辛党姫とちょっと残念な7人の小人【BTS】 (ページ6)

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episode４ページ6

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『ヒョン、着きますよー』

JM「んー、ありがと」

着いたのは走れバンタンの撮影スタジオ。

着いてすぐにメイクや衣装を整え、収録が始まったのだが、すごいテンションの低い人が1名。

『ジニヒョン、まだ落ち込んでるんですか？』

JN「…」

『冗談に決まってるじゃないですか、サランへ』

そう言うと飛び上がって喜ぶ長男。

なんか、可愛いな…。

彼らといると自然と笑顔になれる。

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SG「今日は何するんですか？」

ｽﾀｯﾌ「今日は、日本対決です」

TH「日本？Aですか？」

JH「コンニチハ～」

JK「オチュカレサマデシタ？」

JM「ワッカリマシタァ」

RM「アリガトゴザイマス」

『それ私有利すぎませんか？？』

JN「Aがいるチームが勝つよ！」

ｽﾀｯﾌ「いえ、Aはゲームには参加しません彼らが間違った時人質として罰ゲームをうけてもらいます」

『人質！？』

ルールは
第1ラウンドは日本語の早口言葉を読む、日本語伝言ゲーム。
第2ラウンドは日本の食べ物を当てる。
第3ラウンドは日本語の歌を歌詞を見ずに歌う。
3チームに別れ対決。
1位5ポイント、2位3ポイント、3位1ポイントが入る。優勝チームにはおやつ贈呈、最下位は罰ゲーム！私は日本語で喋るのは禁止、メンバーが間違えたら水鉄砲で撃たれる。ということだった。

『これ、だいぶ難しいですよ…』

早口言葉って私もそんなに言えないし、日本文化なんて無知な彼らに日本の料理名が言えるのか。
それに、日本語の歌って……
自分たちの曲でも全パートを覚えている人はいないはずなのに、1人で歌うなんて厳しすぎる。

SG「スタッフはAに水鉄砲を撃ちたいみたいです」

JH「やー、それは防いであげよう。
可愛い顔が台無しになるね」

TH「Aがかかってるなら頑張ります！」

ｽﾀｯﾌ「それじゃ、チーム分けをして初めてください」

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こうして始まった走れバンタン。
嫌な予感が外れるわけがないと思っていたのに、結果は散々だった。