episode23 ページ25
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帰りついた時はとっくに日付が変わっていた。
真っ暗なリビングを通って自分の部屋に行き、直ぐに就寝準備を整えた。
もう起きているメンバーはいないだろう。
わかっていたけど、なんか寂しいな。まぁ仕方ないんだけどさ。
そんなことを考えながら洗面所で歯を磨いていた。
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JK「ん、……ヌナぁ?」
『!』
ぼーっとしていたから突然現れたジョングクに驚いた。
『ジョングク、どうしたの?』
JK「んー、物音がしたから〜」
ジョングク、すごく眠そう……。
『あ、起こしちゃった?ごめんね』
てか、朝は全然起きないのになんで起きるんだよ。
JK「んー……、帰ってくるか心配でしたよ〜」
『帰ってくるに決まってるでしょㅋㅋㅋㅋ』
そうとう眠たいらしいジョングクは目を擦りながらボソボソ喋っている。
おいかわいいなマンネ。
JK「んー、良かったー、ヌナ、おやすみなさい〜」
『おやすみ、朝ちゃんと起きてね』
ほぼ目が閉じているジョングクが部屋に入るのを見送って、自分もようやく就寝した。
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午前4時半。
メンバーの顔を見ることも無く私は1人で宿舎を出る。
お昼にはメンバーと顔を合わせるが、その前にまずはドラマの撮影。
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スタッフ「はい!OKでましたーAさん今日はおしまいです」
ジホ「ヌナ、お疲れ様でした!」
『ジホ君ありがとう!それじゃあ、先に失礼するね』
まだ撮影が残るジホ君を残して次の仕事に向かった。
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『お疲れ様です』
JH「おぉ!最近朝早いなぁ」
RM「ちゃんと寝てる?」
JK「あぁー!僕はAヌナがいないとやる気が出ません!!!おはようございますヌナ!!!」
『もう昼だけど』
TH「でもホントにみんなそんな感じだよ。座席もテキトーに決まったし」
『良かったじゃないですかㅋㅋㅋ』
JN「良くないよ!!!!!毎朝のドキドキがないじゃないか!!!!」
『あ。ヒョン、いたんですね』
JN「やー!この子いつの間にこんなことまで言うようになったのか?!」
SG「昔から影で言ってたよ」
『昔は言ってません!!!!』
ジニヒョンには悪態をついてしまったが、嬉しかったのは間違いない。
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作者名:はなび | 作成日時:2019年3月15日 1時