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尾行と真実 ページ8

ゾムside

グルッペンは無能がスパイだった時を考えて、
俺が無能を尾行するように言った。

無能が国境まで行くと、
なにやら立ち止まった。
俺はすぐ近くで聞き耳を立て、
インカムを入れた。

ピピッ
ゾ「こちらゾム。無能が国境まで来た。
  意図はまだわからない。」

俺がそういうと同時に、無能が何かを
喋り始めた。


俺は、インカムを切るのを忘れていた。



『さよなら、私の大好きなお城』

さよなら?さよならって何?

『さよなら、私の大好きな仲間』

仲間?俺らの………事…か?

『さよなら、私の………大好きな…国』
ゾ「……ッ!」

最後、彼奴は涙声だった。

彼奴、そんなことおもっとったんや。

俺は罪悪感に襲われながら、無能を見る。
彼女は、いつものフードとガスマスクを
外して泣いていた。
場違いかもしれないが、
それは絵になるほど綺麗だと思った。





無能……いや、Aは静かに国を去った。

最後の国→←最高の努め



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匿名の子(プロフ) - ありがとうございます!頑張ります! (2020年6月8日 22時) (レス) id: e4a403848b (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - 終わっちゃいましたね!転生パロ楽しみにしてます!頑張ってください! (2020年6月8日 22時) (レス) id: 0779f5a88d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:匿名の子 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年6月7日 16時

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