本当の気持ち(潤和) 4 ページ13
〜潤side〜
俺が治療している隣のユニットから聞こえる「ん！」という聞き覚えのある小さな叫び声。
和だな…
あれだけ注意したのにまた虫歯つくりやがって……
しかもまた放置してるし…
俺が和の虫歯に気付いたのはかなり前。
今回こそは自分から「治療して」と頼んでくるかと思って、俺も気づかないフリをしていたが、もう限界。
患者にも心配されてるし…
仕事に支障をきたすのは許せない。
俺は自分の患者の治療を終わらせるとスタッフルームで和が戻ってくるのを待った。
しばらくすると頬を擦りながら和が戻ってきた。
和は俺の姿を見ると慌てて手を頬から外した。
潤「…和…」
そう言う俺の声は自分でも驚くほどに低かった。
ビクッとからだを震わせる和を見て少し申し訳ない気持ちになったが、怒りのスイッチが入ってしまった以上、もう制御不能だ。
俺は頭で考えるよりも先に和に怒鳴り散らしていた。
和「…ごめっ…なさ…」
小さく、震える声でそう言う和の言葉に我に返った。
うわ…和、泣いちゃってるよ……
こいつはいつも俺に怒られては泣いて…
泣けば許されるとでも思ってるのか？
たしかに今までの俺は和が泣いたら許してしまっていた。
でも今回はそんなに簡単には許せない。
今ここで許したって、また同じことの繰り返しになるだろうから。
潤「そんだけ放置してるってことは治療して欲しくないんだろ？
いいよ。俺は治療しないから。
後で泣きついてきても知らないからな」
そう言い捨ててスタッフルームを出た。
後ろから和が謝っている声が聞こえたが、俺は聞こえないフリをした。
雅「潤、結構言ったね…」
スタッフルームを出た先にいた雅紀がそう言って苦笑いを見せた。
潤「ごめん。聞こえてた？」
雅「うん…
まぁ、今回はあれだけ注意されてたのに気をつけてなかった和が悪いからね…
あれくらい言われても仕方ないのかもしれないけど」
そう言った雅紀はなぜか俺の頭をなでてきた。
潤「…ねぇ、雅紀。
雅紀たちは和の味方でいてやって？
でも……治療は俺にさせて」
あんなに酷いことを言っときながら、治療は自分はやりたいなんて自己中なことを言っているのはわかってる。
でも、和の治療だけは他の奴にはさせたくないんだ。
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レーナ(プロフ) - 苺さん» さすがにこれ以上被せたらいけないからね笑 コラボってよりパクリになっちゃうから。ちゃんと萌えてくれてるかしら？ (2014年3月9日 19時) (
レス) id: c0d4afd377 (このIDを非表示/違反報告)
レーナ(プロフ) - ちささん» あなたが一番バスプレイを妄想してると思うよ。私がバスプレイ書くって言った時もすごい興奮してたもんね笑 バスプレイはちさちゃんのために書いてると言っても過言じゃない。ゆっくりゆっくり、マイペースに更新頑張ります (2014年3月9日 19時) (レス) id: c0d4afd377 (このIDを非表示/違反報告)
苺(プロフ) - ★レーナへ★ ちさのコメントの返信の仕方と一緒にしてみた 笑 ちさとは、ちょっと違っていいね♪ 更新楽しみにしてるよ！ 頑張れ(*￣∇￣*) これからが萌えどころね 笑 (2014年3月7日 22時) (レス) id: cbe1855168 (このIDを非表示/違反報告)
ちさ(プロフ) - bathプレイが始まったと聞いてお邪魔しにきました。「妄想される分には構いません」とのことなので、好き勝手に妄想させていただきます 笑 ゆっくりゆっくり、マイペースに更新頑張ってね (2014年3月7日 22時) (レス) id: 16b32c65ba (このIDを非表示/違反報告)
レーナ(プロフ) - 知架さん» そんなにお褒めの言葉を頂けるとは…。ありがとうございます！よろしければリクエスト等もしてくださいね。まだまだ書くのは先になってしまいますが笑 (2014年2月28日 20時) (レス) id: c0d4afd377 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レーナ | 作成日時：2013年9月30日 19時
