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A「……何、言ってるの?」
突然のプロポーズに
目をぱちくりさせて驚くA
玉「…2度も言わせるの?笑」
A「だって……」
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玉「……A、俺と結婚してください」
ひらり、とAの前に1枚の紙を置く。
その紙を見るなり、Aは泣き始めた。
玉「順番が逆でごめんね?」
A「………っ…!」
玉「絶対に幸せにするから」
いつもの俺なら絶対にこんなセリフ言わない。
だって恥ずかしいし。
俺、こんなキャラじゃないから。
でも今の俺は、ちょっと違うんだよ?
A「…ダメだよ、裕太くん」
玉「どうして?」
A「裕太くんには、他にいい人が絶対にいるから」
玉「そんなの分かんないよ」
A「ううん、分かるよ…
裕太くんの人生は、まだまだ長いもん」
玉「だとしても、俺はA以外好きにならない」
A「…っ……」
玉「俺、Aが好きだよ」
A「…冗談はやめて……」
玉「俺が冗談でこんなこと言わないの知ってるくせに」
分かったんだ。
今俺に何が出来るのか。
君が死んでしまうなんて現実
今でも信じたくないよ。
だけど、いい加減受け入れなきゃ。
俺が今君に出来るのは
______君を幸せにしてあげること。
______君を笑顔にしてあげること。
玉「Aは俺のこと嫌い?」
A「そんな訳ないでしょ…」
玉「じゃあ好き?」
A「………」
玉「答えて」
A「………………すき」
小さな小さな声だった。
けど確かに聞こえたAの声。
これが神様がくれた最後のチャンスなのだとしたら…
俺は今度こそ、君のそばを離れない。
君が困難に立ち向かうというのなら
俺は君の手となり足となって、君を守ろう。
君が逃げたいというのなら一緒に逃げよう。
幸せになりたいというのなら俺が幸せにしてあげよう。
だから、君のそばにいることを許可してほしい。
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僕 - この短編集作って欲しいです (2020年1月26日 13時) (レス) id: 4dd29c1c3e (このIDを非表示/違反報告)
ぴぴぴ(プロフ) - 1話読み切りだから寝る前に少し読もう〜と思ったのが間違えでした…号泣してしまいました…。明日目が腫れないか心配です。それほどに号泣してしまいました。少し前のお話ですが、ぜひ続編が見たいです。このお話に出会えてよかったです!また読み返したいと思います! (2019年9月22日 1時) (レス) id: 164f02b943 (このIDを非表示/違反報告)
もっちさん - 玉ちゃんの完成おめでとうございます、ほっこりしました。パパぷりにぃ、また次も頑張って下さい。次も応援していますよ (2018年3月6日 6時) (レス) id: 46a57710d1 (このIDを非表示/違反報告)
玉森ゆみ - 続編みたいです (2017年6月17日 23時) (レス) id: cbf648f796 (このIDを非表示/違反報告)
のんたま - 完結おめでとうございます! すごく楽しませて頂いました。本当にありがとうございました! これからも頑張って下さい!!!!! 応援してます 続編も出ちゃったりしちゃったら幸せです... (2017年6月15日 22時) (レス) id: 65ba3f2e51 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:裕莉 | 作成日時:2017年3月12日 17時