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北「ほらよ」
Aが病気なんだと気付いてから1週間。
本当は黙っていようかと思った。
だけど
Aが危ないかもしれない
なんて状況を1人で抱え込めるほど
俺は強くなかった。
玉「…何?」
北「調べといた」
ミツが渡してきたメモを見ると
達筆な字で「千船病院」と書かれていた。
北「明日オフだろ?ちゃんと行って確かめて来いよ。」
そうミツに言われて
ついに、今日。
裕「ここどこぉ…?」
玉「…ドアの向こうにね、ママがいるんだよ」
裕「ほんとぉっ!?」
一ノ瀬、と書かれた病室の前に来た。
どうやらAは本当に入院してるみたいだ。
玉「…A?」
ドアを開けて、病室に入る。
6人部屋だから大声は出せない。
裕「あっ、ままっ!」
玉「…っ…A…」
真っ白なベッドに真っ白なカーテン
太い針で点滴をしているせいか
痛々しいほどに青アザができた腕
痩せ細った身体
病室の一番左奥に、君はいた。
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僕 - この短編集作って欲しいです (2020年1月26日 13時) (レス) id: 4dd29c1c3e (このIDを非表示/違反報告)
ぴぴぴ(プロフ) - 1話読み切りだから寝る前に少し読もう〜と思ったのが間違えでした…号泣してしまいました…。明日目が腫れないか心配です。それほどに号泣してしまいました。少し前のお話ですが、ぜひ続編が見たいです。このお話に出会えてよかったです!また読み返したいと思います! (2019年9月22日 1時) (レス) id: 164f02b943 (このIDを非表示/違反報告)
もっちさん - 玉ちゃんの完成おめでとうございます、ほっこりしました。パパぷりにぃ、また次も頑張って下さい。次も応援していますよ (2018年3月6日 6時) (レス) id: 46a57710d1 (このIDを非表示/違反報告)
玉森ゆみ - 続編みたいです (2017年6月17日 23時) (レス) id: cbf648f796 (このIDを非表示/違反報告)
のんたま - 完結おめでとうございます! すごく楽しませて頂いました。本当にありがとうございました! これからも頑張って下さい!!!!! 応援してます 続編も出ちゃったりしちゃったら幸せです... (2017年6月15日 22時) (レス) id: 65ba3f2e51 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:裕莉 | 作成日時:2017年3月12日 17時