22 ページ28
『シッマ！大丈夫だったの？シャオロンはっ…………』
そこにたたずんでるコネシマに駆け寄ろうとして私は足を止めた。
止めざるを得なかった。
月の逆光を浴びて表情は見えにくかったが
赤いものが肌についていた。
嫌な鉄の匂いもしている。
「どうしたんや。そんな化けもんでも見るような顔で」
『どうやって来たのさ』
窓から降り此方に歩みを進めようとする彼に対し私は身構える
「なんや。警戒し過ぎとちゃうか？」
ケラケラと彼は笑った。
『そ、れは』
どんどんコネシマとの距離が縮まっていく。
「こんな薄暗い所より俺と二人帰ろうや」
『心ないシマ………』
仮にも家族を置いていくとか………()
「誰が心ないシマや。あるわ！」
『はえ〜……………あるなら近寄ってくるの止めてくれませんかねえ？』
私もジリジリと後ろに下がって行きドアノブに手をかけた。
「？なんでや」
彼は意味が分からないと言うかの様にキョトンと目を見開いたがそれに反し持っていた斧を此方の首もとに当ててきた。
異常。いや異常なんかでは当てはまらないかも。
私はのけぞり後ろの扉を開け廊下へ逃げ出した。
────────────
殺人鬼ようそどこ………？ここ…………？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 253人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
リディー - 息してる！大丈夫！なんなら深呼吸してる！(？)更新頑張ってください！ (2019年12月14日 22時) (
レス) id: 18f9de17d4 (このIDを非表示/違反報告)
リディー - 見にこないわけにいかないやんけ…ファンの私には読んで評価して褒めるくらいしか出来ないですし…応援してますー！ (2019年12月6日 21時) (レス) id: 18f9de17d4 (このIDを非表示/違反報告)
守護神派生 - リディーさん» いえいえ………誉められても………と言うか此方も見に来て下さっていたんですねありがとうございます（ペコリ） (2019年12月6日 7時) (レス) id: b7ecc00b91 (このIDを非表示/違反報告)
リディー - 流石天才…tntn end 2では黒い目なのにtntn end 3では赤い目になってることに気づいた時行ったり来たりしたよね、うん。これからも頑張ってください！ (2019年12月5日 21時) (レス) id: 18f9de17d4 (このIDを非表示/違反報告)
守護神派生 - 紫陽花さん» ありがとうございます！息抜き程度で作ったものだったのですが楽しんで貰えて何よりです。 (2019年11月29日 21時) (レス) id: b7ecc00b91 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：守護神派生 | 作成日時：2019年11月15日 1時
