【銀魂】江戸の美容師３

story89 ページ23

「ふんっ･･･！」





Aの怪我は日に日に治っていき、今朝は伸びをする程に痛みは引いた





土方「痛みはないのか？」





「あ、土方さんおはようございます

もう、保々痛みはないです。」






土方「流石だな、まだ1週間ぐらいしか経ってないのに健康体か

攘夷戦争を戦い抜いてきただけはあるんだな」





「本当は痛みがない方が普通なんですがね〜」





土方「こりゃ、予定より速く退院出来るな」





「だと、いいんですがね


ところで、平嶋はどうなりましたか？」





土方「･･････まだ見つかってない


指名手配もしてるがどこからも情報が上がってこない

恐らく、どこか外れのアジトにでも潜伏してるんだろうな」





「そうですか･･･」





土方「お前のためにも早く捕まえる

安心しろ」





そう言い土方はAの頭に手を乗せた





「･･･ありがとうございます」





Aの顔はどこか緩んだ表情をし、安心していた





銀時「あっれぇ？土方くん何してんのぉ？」





土方「なっ！万事屋!?」





「あれ、銀時？こんな朝早くどうしたの」





銀時「べーつにー、暇だったから来ただけ

そしたら大串くんはなんかイチャイチャしてるしぃ〜」





土方「してねぇよ！てか、大串って誰だァ！」





「銀時、これ以上からかったらどうなるか分かる？

丁度、怪我が治ってきた頃なんだ〜」





銀時「ちょ、Aの目がガチなんだけど」





土方「あ、そうだ

今夜の警備は総悟がつく


絡まれて寝れなかったら言ってくれ」





「あ、そうなの？

大丈夫よ、沖田君は私の言うことならしっかりと聞いてくれるから」





土方「･･･何で上司の言うことは聞かねぇんだよ」



･





三人で過ごしたとても優雅な時間だった


だが、今夜それが変わる

story90→←story88

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す