story31 ページ34
「ありがとうございます。土方さん」
土方「いや、いいんだ」
「あ、そーだ。確か買い置きしていたマヨネーズがあるんですよ
お礼貰ってください」
そういい台所の棚を開けた
土方「いいのか！？」
土方はいつもはしない、嬉しそうな表情になった
「ん？あれー、この辺にしまったんだけどな･･･」
ガサガサと棚の中を漁っていた
「お、あった」
土方は暇そうにAの部屋全体を見回していた
土方「おい、この写真立て倒れてるけどいいのか」
土方の目の先にはうつ伏せに倒れた写真立て
土方はそれを起こそうとてを触れた
「わっ！ちょっと待って!!」
Aは焦り出し、急いで土方のところまできた
そして、起こされようとしていた写真立てをおさえた
「あ、えっと･･･ごめん、なさい･･･
これ、わざと倒してるの
見たくない写真。けどしまいにくくて、置いておきたくて･･･」
目線を下に向け悲しそうに言った
土方「そうか･･･、そんなことも知らずに勝手に触って悪かった」
そう言って土方は写真立てから手を離した
「こっちこそ、置いてたのだから仕方ない」
「あ、これ、マヨネーズです
この間買ったばっかりなので心配ないですよ」
そういい渡した
土方「おう、ありがとな」
「今日は本当ありがとうございました」
玄関でそう言った
土方「そんな構わねぇって
じゃーな。二日酔いには気をつけろよ」
「はい」
と、土方はAの家を出て行き、真選組屯所へと帰っていった
「はぁ･･･」
ため息をついてボフッとベットに座った
「･･･」
Aの目線はさっきの写真立てにあった
座ったばっかだったが立ち上がり、写真立てに手を触れた
そーっと、写真立てを起こし手に取った
その写真には昔のA
そして、その隣に黒い髪の毛で優しく微笑み写っている女性
「姉さん･･･」
その女性を手でそっと撫でた
そして、その写真立てを持ったままベットに背中からダイブ
写真をずっと見つめ悲しい表情をする
それは今にも涙の出そうな顔だった
そして、いつの間にかAは写真立てを抱きしめ、眠りについていた
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無農薬焼肉。(プロフ) - story33のクローズのつづりが間違ってましたよ、正しくはCLOSEだと思います！ (2016年1月27日 17時) (
レス) id: a71972f2a7 (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - 銀さん格好いい！！ (2016年1月11日 22時) (レス) id: 4e55756e19 (このIDを非表示/違反報告)
華恋 - 色んな人とキュンキュンして、誰と結ばれるのかつづきがきになるきがきになる (2016年1月9日 20時) (レス) id: ef10c17502 (このIDを非表示/違反報告)
あんず - すっごい面白いです！更新頑張ってください！ (2016年1月8日 22時) (レス) id: 73d99a57c2 (このIDを非表示/違反報告)
美久(プロフ) - めっちゃ面白いです！更新待ってます！ (2016年1月8日 21時) (レス) id: 51aed1304f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にーどぅ | 作成日時：2015年11月29日 23時
