【銀魂】江戸の美容師

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すっかり酔っ払ったAは店を出てもフラフラしていた





土方「おいおい、大丈夫か？」





「だ、大丈夫です･･･」





店の壁に手をつきグッタリする





土方「ったく、送ってってやるよ」





「え？」





土方はそう言いAの腕を取り自分の肩にかけた





「そんな！大丈夫です」





土方「んなわけねーだろ。自分で立ててねーじゃねーか」





「いや、それは･･･」





土方「別に遠いわけじゃねーんだ

素直にありがとうございますって言え」





「あ、ありがとうございます･･･」





そう申し訳なさそうにAは土方の肩を借りて自分の家に向かった





土方「お前、以外と酒に弱いんだな」





帰る途中、土方が口を開いた





「あはは、お酒は好きなんですけど体が受け付けなくて」





苦笑いして答えた





「なんか、飲むと力が抜けちゃうっていうか･･･そんな感じで、いつしか私の弱点みたいなものなってたんですよ」





土方「そうか･･･そこを総悟が飲ませたんだな

悪いことしたな」





「土方さんが謝ることじゃないですよ」





そんなこんなでAの家に着いた





「ありがとうございます。土方さん」





土方「おう、部屋まで行けるか？」





「大丈夫ですよ」





と土方から離れて中に入ろうとした





ﾄﾞﾃｯ





「いだっ」





見事にふらついてコケた





土方「大丈夫じゃねーじゃねーか」





部屋まで連れてってやる、そう言いまた手を肩にかけた





「そんな、悪いですよ！ひとりで行けますって」





土方「もろ体重が俺にかかってたのにか？」





「え、あ、すいません。重いですよね･･･」





土方「重くねーよ。普通に軽い」





「そうですか？最近太ったんでダイエットしてるんですけど･･･

お世辞とかいりませんよ？」





土方「世辞じゃねー。」

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