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拾壱話 ページ11

薄暗い部屋に一人。




芙美子は自宅にいた。





芙美子は自室にこもり、ただただ手のひらを見つめている。

時折、手のひらをじっと眺め、開いたり握ったりを繰り返す。





「なんともないのだけれど....」





ピリピリとしているが、苦痛なんてものとは程遠い。


不思議に思い首を傾げるが、思い当たる節などあるはずもない。





「ゆき子の目的はなんなのかしら」




ベッドに横たわり、うつ伏せになろうとした時、携帯がなった。




「ん、太宰?どうしたの?」



携帯に表示された人物を見て、すぐさま電話に出た。

どうやら相手は太宰らしい。





『君の様子が気になってね。調子はどうだい?』



「なんともないわ。苦痛なんてありゃしない」



『だろうね。芙美子、それは異能を消すための薬でもなんでもないよ』




外なのだろうか。

電話の向こうから風の音が聞こえる。




「どういうこと?」



『異能を消せる薬なんて開発されていない、と言ったらわかるかい?』



「...その口ぶり、嫌ね。それはわかるわ。でもゆき子はどうしてこんなことを?」



『さあ。それは私の口からはいえないね』



「ほんと、嫌な人ね」





はぁ、と溜息をついたあと、芙美子はさみしげに目を細める。





「ねぇ、太宰。会いたい」



『.....私もだよ』



「そっちいっていい?」



『夜道に女性一人は危ない。私がそちらに向かうよ』



「うふふ、優しいのね」



『君にだけさ』





芙美子はベッドに横たわり、囁くように呟いた





「愛してるわ、ずっと前から......」




-----------
あと2ヶ月で一年更新しなかったことになりますね、あぶねえ!


文才も相変わらずですね!あぶなーーい!


私のテンションは相変わらずです




浮気しまくった挙句帰ってきました(ただし本命は変わった)


松(一松)→文スト→(太宰)→とうらぶ(加州)って来てまた松からやり直してきました
(松は半分沼から抜けて、文ストは完全に抜けてた)


今はコンパスとかもやってますね、ええ。

アダムユーリエフ好きです(最推しはリリカ)


ちなみに加州清光がもう熱を通り越して会いたいです


やばいですあの子(鼻血)




文ストのゲームで再熱しましたね


太宰治SSRくれ


国木田くんと与謝野さんしかこかった...もう希望はない


44連してでないんですよ?

もう無理。。。



とりあえず、ただいま!

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設定タグ:文スト , 太宰治   
作品ジャンル:アニメ
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麻月☆(プロフ) - 暁美 萌さん» ありがとうございます!!励みになります(*˙˘˙*) (2017年12月20日 6時) (レス) id: 2189571e01 (このIDを非表示/違反報告)
暁美 萌 - 面白い!!気に入りやした\(^∀^)/ (2017年12月19日 23時) (レス) id: 138e63448f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:麻月☆ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/my3126rk5/)  
作成日時:2017年2月9日 23時

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