31.兄妹喧嘩3 ページ1
(十四松side)
トド「帰ってこないねー...。」
小松はでていったっきり帰ってこない。
不審者に捕まっていたらどうしよう
怪我をしていたらどうしよう
死んでいたらどうしよう
そんなことを考えていると、おそ松兄さんが肩をぽんと叩いてきた。
おそ「心配するなよ。小松にはカラ松がついてる。」
十四「うん.......。」
でも、僕の醜い嫉妬のせいで小松を傷つけた。
嫉妬なんてしなければ...
ちゃんと小松が望む通り、妹としてみていれば...
一「十四松。」
突然、一松兄さんが低い声で僕の名前をよんだ。
一「...小松を信じろ。」
その言葉がずっしりとのしかかる。
小松を信じる...。
小松は帰ってくるし、仲直りできる。
そういうことだろうか。
チョロ「遅いなあ......。」
チラッと時計の針を見ると、もう夜の十一時だ。
「ただいま...。」
弱々しい声が玄関からした。
みんなその声を聞いて玄関に駆けつける。
トド「どこまでいってたの!!こんな夜遅く...。」
カラ「すまない。ちょっと寄り道をしすぎた。」
カラ松兄さんはそういっているけど多分違う。
小松が帰るのを嫌がったんだ。
小「.....十四松兄さん。ごめんなさい。」
頭を下げて謝る小松。
僕は小松にそっと抱きついた。
十四「僕も...ごめん、なさい。小松はいらないこなんかじゃないから...!!!」
小松が帰ってきたという安心感で泣いてしまった。
十四「おがえり...なざい!!!」
小松は驚いた顔をしたが、すぐ笑顔になって僕を抱きしめ返してくれた。
小「ただいま。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 157人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「逆ハー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
麻月☆(プロフ) - *小6*しち*さん» ありがとうございます〜！！頑張りマッスル (2016年4月22日 6時) (
レス) id: bde49f3819 (このIDを非表示/違反報告)
麻月☆(プロフ) - リオさん» 待ってるわ、リオ！！！ (2016年4月22日 6時) (レス) id: bde49f3819 (このIDを非表示/違反報告)
*小6*しち* - よく分かんない！！コメントよく分かんないけど、皆大変なんだね！！うん ファイト！！麻月様!! ファイト！！ (2016年4月21日 23時) (レス) id: 3678d7d6a9 (このIDを非表示/違反報告)
リオ - 黒猫さん» パスワード変えてつくるよ！まってて！ (2016年4月15日 23時) (レス) id: 3767530423 (このIDを非表示/違反報告)
麻月☆(プロフ) - リオさん» うわああああ！！リオおおお！！！生きてるうううよかったあああ！！！愛してるううううううううううう！！！！！ (2016年4月15日 22時) (レス) id: bde49f3819 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：麻月☆ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/my3126rk5/)
作成日時：2016年3月20日 23時
