クロス2 ページ3
貴方視点
「あのー…」
?「っ!お、俺ですか?」
「はい。先程から気になっていたのですが、その刀はなんですか?」
?「え、えぇっと…」
「刀を持っているということは、何かと戦っているということですね?よければ話を聞かせてください。こちらのことも少し話しますので」
?「…分かりました。
俺は竈門炭治郎と言います」
「あ、天瀬Aです」
炭「刀を持ってる理由でしたね。俺は鬼を倒すために組織された鬼殺隊の一員です。これは鬼を倒すことのできる刀で、日輪刀という名前です」
「…え」
鬼を…倒す…?
炭「?どうかしました?」
「あ、いえ…鬼というのは倒すべき相手なのですね」
炭「そうです。鬼は人の命を奪うんです。俺の家族も…」
そう言って悲しい表情をする竈門さん。
「そ、それ以上はいいですよ!次は私の話でも…」
炭「すみません!気を遣わせてしまって…」
「いえいえ。
私はこことは別の世界から来ました」
驚く竈門さん。
「驚くのも無理はないですよね。ただその目的というのが、この世界の異変を解決する…というもので、今の話を聞いて《鬼を倒すこと》だということ分かりました」
竈門さんは何か考えるような仕草をして頷いた。
炭「…分かりました。こっちの世界に来たばかりなら、何かと不自由でしょう。よければ俺と一緒に行きませんか?」
「え!いいんですか!?」
炭「はい!」
「ではお言葉に甘えて…よろしくお願いします、竈門さん」
炭「炭治郎でいいですよ!」
「分かりました。私のこともAで…敬語は外してもらってもいいので、話しやすい方法で話してください」
炭「あぁ、分かった!よろしくな、A!」
「はい」
私と炭治郎は歩き出した。
〜
「そういえば、気になったのですが…
炭治郎が背負っている箱の中には人が入っていますね?何故その中に?」
炭治郎はぎくっとした。
炭「えっと…誰にも言わないでくれるか?」
私は頷く。
炭「この中には俺の妹が入っているんだ。名前は禰豆子って言うんだ…だけど鬼の血を傷口に浴びてしまって、鬼になってしまったんだ。人の目はもちろん、日光の下にも出せないから、箱の中に入ってもらって昼間でも移動できるようにしてる…って感じなんだ」
…なるほどね…
「…事情は把握しました。私はそのことを責めたりしないので、大丈夫ですよ」
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アワアワ - めっちゃくちゃ面白いです!!更新頑張ってください!!楽しみにしてます!! (2023年1月6日 11時) (レス) @page40 id: 2db5ff9399 (このIDを非表示/違反報告)
ケロケロ(プロフ) - 瑠華さん» ありがとうございます!すごい更新速度なのですが、待ってくださる方々のために完結させますので、楽しみに待っていてください! (2020年12月29日 23時) (レス) id: 923d69e9c3 (このIDを非表示/違反報告)
瑠華 - 更新楽しみに待ってます! (2020年12月5日 22時) (レス) id: d1978623ca (このIDを非表示/違反報告)
ケロケロ(プロフ) - 因幡さん» わ、私も課題終わりましたよ…?(汗)ある意味終わりました、ある意味…課題が…ぎゃぁぁぁ!! (2020年4月25日 19時) (レス) id: 923d69e9c3 (このIDを非表示/違反報告)
因幡 - 休み増えた宿題終わった (2020年4月19日 20時) (レス) id: c0af763869 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ケロケロ | 作成日時:2019年11月14日 8時