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その後も話を聞くと、どうやら滝沢学園長も元ケモノだけど今は違うらしい。
20歳を超えるとだんだんその能力は失われていくが、未成年のうちはコントロール出来なくて大変だということ。
そして人間はケモノに気付かないけどケモノ同士はお互い分かるから、みんな子どもの頃から知り合いで仲良しなこと。
彼らを子どもの頃から知ってる滝沢学園長が、ケモノで学校生活を送るのは何かと大変だからとこの学園に呼んだこと。
深夜に近づけば近づくほど野性味が強くなること。
そして若い頃からオーラや人気があったり、何かに成功している人はケモノが多いこと。
これら一通りの説明を受けてわたしは唖然としていた。
だってこんなファンタジーみたいなこと、すぐに信用するって方が無理！
滝「最近、喧嘩も多いし段々手に負えなくなってきて。でも君の匂いがあればリラックス効果でみんな落ち着くと思うんだ」
『あの、わたしに拒否権ってないんですか？』
と恐る恐る聞いてみると、
滝「ちなみに君の両親は承諾済みだよ。
君にこの寮に住んでもらう代わりに、３年間の学費と寮費は全部学校が負担するって言ったら喜んで承諾してくれたよ」
え、嘘でしょ！？お母さん？お父さん！？！？
なんて思って急いでお母さんに電話してみると
母「あ、もしもし？Aちゃん？寮に着いた？」
なんて能天気に話しかけてくる。
『ちょっと！お母さん！？
なんで出発前に言ってくれなかったの！？』
母「だって言ったらAちゃんびっくりするじゃない。それにお母さんは代々の遺伝でこういう体質だからケモノを知ってたのよ。
あ、ちなみにお父さんも元ケモノよ」
なんてまたまた爆弾発言をぶっ込んでくる。
父「ははは」
と奥から父の乾いた笑い声が聞こえてきた。
母「それより滝沢学園長ってまだ若いのにしっかりしてて立派な方ね〜。イケメンだし」
なんて言ってるから
『ちょっと、思春期の娘をこんな所に放り込むなんて心配じゃないの！？』
と焦って言うと
父「滝沢くんは僕の昔の知り合いでね。今はまさかここの学園長をやってるなんて知らなかったよ。
でも彼は信頼できるから大丈夫」
と父が割って入ってくる。
母「それにあなたは動物に懐かれる体質だから大丈夫よ！
みんなと仲良くやっていきなさい」
と言われた後に電話はブチッと切れた。
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My(プロフ) - SDさん» ありがとうございます！なかなか更新できずすみません(>_<)また読んでいただけると嬉しいです！ (2021年9月21日 17時) (
レス) id: 593feaa7c3 (このIDを非表示/違反報告)
My(プロフ) - ○○さん» そんな嬉しいこと言っていただきありがとうございます（ ; ; ）ありがとうございます！忙しくてなかなか更新できませんが、アイディアはたくさんあるので更新楽しみにしていただけると嬉しいです☺︎ (2021年9月21日 17時) (レス) id: 593feaa7c3 (このIDを非表示/違反報告)
My(プロフ) - はるさめさん» 読みやすいなんて本当に嬉しいお言葉ありがとうございます（ ; ; ）これが初作品です！いろいろアイディアはたくさんあるのでこれからも楽しみにしていただけると嬉しいです☺︎ (2021年9月21日 17時) (レス) id: 593feaa7c3 (このIDを非表示/違反報告)
My(プロフ) - あやかぽん。さん» コメントありがとうございます！楽しみにしていただけると嬉しいです☺︎ (2021年9月21日 17時) (レス) id: 593feaa7c3 (このIDを非表示/違反報告)
SD - 今日初めて読みましたが、すごく面白かったです！続き楽しみにしてます！ (2021年7月31日 21時) (レス) id: a823909586 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：My | 作成日時：2021年6月7日 0時
