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わたしの腕をひっぱりながらどんどん進んでいく渡辺さん。
腕に力が入っててちょっと痛い…。
それに何か怒ってる…？
耐えきれず『渡辺さん、ちょっと腕痛いです』と言うと
「あ、わりぃ」と手を離してくれた。
渡「あ、渡辺さんっていうの辞めない？なんかむず痒いわ。
翔太でいいよ」
と言われ、
『じゃあ翔太くんで』
と言うとそっぽを向かれる。
え？感情が読めない…と戸惑ってると
渡「それとさ、お前隙ありすぎ」
渡「２日連続俺らに助けられてんじゃん」
渡「もっと自覚持てよ」
と頭をポンとされてスタスタと帰ってしまった。
え、何？怒ってるの？よく分からない…。
全く感情が読めない翔太くんにモヤモヤしながらも寮に着いた。
…
夕食前にお風呂に入って共有の洗面台で顔を洗ってると
憧れのブランドの化粧品が並んでいることに気付く。
誰のだろ〜？と思いながらも
ちょっとぐらいいいよね、と化粧水に手を伸ばす。
顔につけて『うわ〜もちもち〜』なんて感動していると
「おい」
と後ろから声を掛けられて凍りつく。
渡「それ、俺のなんだけど」
…よりによって翔太くんのだったー！！！！！
どうしよう…と半泣きで慌てふためいていると
渡「ふはっ、何その顔。別に怒ってねーよ」
と笑われた。
あ、初めて笑ってくれたかも。
と一瞬キュンとした後に、
でも人の顔見て笑ったー！
とちょっとムッとしていると全部顔に出ていたらしく
渡「ふははははは！！！百面相かよ！
お前本当におもしれー女！」
と爆笑される。
こんなに笑ってる翔太くんを見るのは初めてで、
嬉しいんだか貶されて悲しいんだか。
渡「それにお前は乾燥肌だろ。
こっちは油性肌用だから」
と言って乳液を掌につけて、後ろからわたしの顔に付けてくれる。
え、何この体勢。
後ろからしかも翔太くんの手のひらでわたしの顔が包まれてる…。
こんなのドキドキしないわけがない…
胸の高鳴りと赤くなった顔を鎮めようと必死になっていると
渡「俺、別にAのこと嫌ってるわけじゃねーから」
と言って頭をポンポンして洗面所を出ていった。
どうしよう…今日は翔太くんにドキドキされっぱなしだ。
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My(プロフ) - SDさん» ありがとうございます！なかなか更新できずすみません(>_<)また読んでいただけると嬉しいです！ (2021年9月21日 17時) (
レス) id: 593feaa7c3 (このIDを非表示/違反報告)
My(プロフ) - ○○さん» そんな嬉しいこと言っていただきありがとうございます（ ; ; ）ありがとうございます！忙しくてなかなか更新できませんが、アイディアはたくさんあるので更新楽しみにしていただけると嬉しいです☺︎ (2021年9月21日 17時) (レス) id: 593feaa7c3 (このIDを非表示/違反報告)
My(プロフ) - はるさめさん» 読みやすいなんて本当に嬉しいお言葉ありがとうございます（ ; ; ）これが初作品です！いろいろアイディアはたくさんあるのでこれからも楽しみにしていただけると嬉しいです☺︎ (2021年9月21日 17時) (レス) id: 593feaa7c3 (このIDを非表示/違反報告)
My(プロフ) - あやかぽん。さん» コメントありがとうございます！楽しみにしていただけると嬉しいです☺︎ (2021年9月21日 17時) (レス) id: 593feaa7c3 (このIDを非表示/違反報告)
SD - 今日初めて読みましたが、すごく面白かったです！続き楽しみにしてます！ (2021年7月31日 21時) (レス) id: a823909586 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：My | 作成日時：2021年6月7日 0時
