♯71 夜明けを見に ページ25
なんとか無事に食事会も終わり、最後に家族写真を撮ってお開きとなった
片付けが終わるまでバルコニーに出ていようと向かえば藤ヶ谷が佇んでいたので近寄れば、藤ヶ谷も気付き少し微笑んでくれたので話しかけた
「家族写真を撮るとき妙な気分だったよ...母ちゃんや健永が居なくて...」
「それが？」
「なんか家族が入れ替わったみたいで変な感じだよ」
「何が変なんだ？人妻なら当然だろ」
「.....まだ実感がないんだ」
...いつまで家族かな...
「何だって？」
心の声が出ちゃってたみたい...
「あっ何でもない何でも.....はぁ...明日は明日の陽が昇るから今日は考えるの辞めようかな」
何にも考えず口にした言葉に藤ヶ谷が急に目を見開き
「おっ！それは��風と共に去りぬ��の台詞だぞ」
「はっ？��風が去る��？って何だ？」
俺の答えにガックリとため息を漏らし偶然か...と呟いた
何？俺何かヤバイ事言ったの？？
訳が分からなくてグルグルと思考を巡らせてると
何か閃いたって顔をして
「日の出見たいか？」
と聞いてきた
「見たことないよ」
すると藤ヶ谷が携帯を取り出し誰かに電話をかける
「宮田内官か？妃宮と姿を消すからよろしく」
？？俺と姿を消す？？
「風と共に去ったと伝えておいてくれ」
電話を切った藤ヶ谷に
「お出かけするのか？」
「そうだな...その鈍い頭からまともな言葉が出た記念に日の出を見に行くぞ」
褒められてるのがけなされてるのかわからないけど
「ほんと！？なぁほんとに日の出を見に行くのか？」
微笑む藤ヶ谷に嬉しくて両腕を揺さぶり、子供のように喜んだ
二人っきりで出掛けるなんて...まるでデートみたいじゃね？
藤ヶ谷としてはそこまで考えてないのかもしれないけど、俺は初めてのお出掛けに嬉しくてテンションが、一気に上がった
今から出掛けるから1泊分の準備をしろと言われ、それってデートというより旅行だよね
...新婚旅行みたいじゃん...
なんて又しても良いように解釈してしまった俺は、かなりのスピードで準備をし、藤ヶ谷の運転で日の出を見に出掛けた
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pearl(プロフ) - クミさん» クミさんコメントありがとうございます。こちらは今滞っておりますが、完結をしたいと思っております。続きはいつになるかわかりませんが書く気持ちはありますので、もうしばらくお待ちいただけると有難いですm(_ _)m (2019年9月6日 6時) (
レス) id: 66ae99b85e (このIDを非表示/違反報告)
クミ - もうこの作品は書かれないのですか？続きが見たいです！ (2019年9月5日 20時) (レス) id: 5d6e55a08f (このIDを非表示/違反報告)
test - testです (2018年5月5日 17時) (レス) id: 9d9e0848d5 (このIDを非表示/違反報告)
pearl(プロフ) - seaぺこさん» seaぺこさん！大変お待たせいたしましたm(__)m これからぼつぼつ又書いていこうと思ってますので、宜しくお願いします。ほんと待たせてしまって申し訳ないです(＞＜)そしてコメありがとうございました(≧∇≦*)とっても嬉しいです (2018年4月24日 20時) (レス) id: 0e0ff0af79 (このIDを非表示/違反報告)
seaぺこ(プロフ) - こんにちは｡｡｡更新ありがとうございます!!楽しみに待ってました!!新しいお話が始まったのでもしかしたら…と凹んでいたので嬉しいです｡｡｡早くラブラブ夫婦になってほしいなー更新待ってます。くれぐれもご無理なされませんように｡｡｡ (2018年4月24日 14時) (レス) id: 5a95b02aa0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：pearl
| 作成日時：2017年4月13日 20時
