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「あ、あの…」
『ああ、悪い』
先生がわたしの体から離れた
すると
『腕捕まれ』
え?
『ほら、また倒れたら困る』
早くしろと言わんばかりに腕を出す先生
「すいません…」
わたしは先輩の腕を掴んだ
『お前の親、連絡付かなかったから俺が送ってくから』
「ありがとうございます」
って、うそ…
先生と2人で帰るんだ
でも、嬉しい…かもしれない
『ほら、乗って』
「失礼します」
先生の黒い車に乗った
わたしの家までは車で10分
学校を出て5分くらい経ったかな?
何も会話がなくて必死に話題を考えてた
まだ先生といたいなあ〜なんて思いつつ
いやいやわたし何考えてるんだろう
『お前さあ、
俺のこと好きなん?』
…は、はい!?!?
急に話しかけられたうえに
こんな事聞かれておどおどするしかない私は
その質問になにも答えられなかった
『ふっ笑
藤田ってほんまにアホなんやな』
「ち、ちがいます!」
『からかいたくなる、妹みたいで』
からかいたくなる…なんかバカにされてる?、、
それに妹って…
子供にしか見えないのかな、わたし
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作者名:M | 作成日時:2018年4月30日 23時