013 ページ13
your side
次の日、いつものように学校へ行こうと
想太の部屋を覗いたが
その部屋の主はすでに出かけていた。
想太のお母さんに聞いたら
珍しく早く出かけたって教えてくれた。
何か用事があったんだろうなって
気にも止めてなかったけど、想太の様子がおかしい。
「おはよう！想太、今日は早かったんだね」
「…別に」
これが朝の出来事。
「想太、あのさ、お昼ごはん、」
「あー友達と食う」
これは昼の出来事。
いろいろ話かけたけど、全部スルー。
ちょっと、待って。
明らかに避けられてない？
なんなの、むかつく。
その日は1日があっという間に過ぎた。
教室から出る時に一瞬だけ
想太と目があったけど無視。
一緒に帰んないし、喋んないし。
もう想太なんか知らないし。
帰ってふて寝でもしようと
寄り道もせずに下校していたら
家の前で久々に会った大好きな人。
「A、久しぶり」
「大輝くん…」
ほら、この前のあれは。
想太へのドキドキは、やっぱり気のせい。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 149人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かおり(プロフ) - さくらさん 感想ありがとうございます！初めてコメントいただいたので、とても嬉しいです(^^)番外編も頑張って書きますのでまた遊びに来てください！ (2019年6月25日 21時) (
レス) id: 5ecbc891ed (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - いつも更新楽しみにしてました！終わってしまうのは寂しいけど、番外編楽しみに待ってます！！！ (2019年6月25日 21時) (レス) id: 30528eed19 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：かおり | 作成日時：2019年2月14日 23時
