誓いの場所 ページ38
「おはよう!」
私は元気よく仕事に入った。
YM「Aヌナ…」
「ごめん…疲れ切った顔してる。
でも…昨日のミヌをほっておくことはできなかった。」
そう言ってヨンミナに笑いかけた。
YM「でも…なんであの場所に?
Aヌナがなんであの場所へ?俺たちの思い出の場所なんだけど…。」
「何だろうね?
でも…あの場所が誓いの場所なの。社長に期待されて、裏切らないように必死になると自然にあの場所へと足が向くの。」
舌を出して笑えばヨンミナは
YM「何なんですか…それどころか、年はおいくつですか?」
「ちょっと!
アラサー女子が10代女子と同じ事やったらダメなわけ?」
そう言ってわざと茶化せば…ヨンミナは
YM「嘘、嘘。
Aヌナはメルヘンウンソルヌナの次にかわいいって…。」
「浮気発言。
ハナはどうなるのよ?」
YM「ハナは…別だよ。俺にとって…宝物。どんなに高価な物なんかよりも価値のある俺の愛おしの彼女です。」
そう言ってヨンミナが笑った瞬間胸が痛む…。
LT「Aは特別だよ…。
俺にとってはどんな宝物よりも効果で価値のある宝物。
誰かが奪ったり、傷つけたら俺はきっとその人間を許さないよ。」
ジョンスの言葉が私の心にいつだって残る。
YM「Aヌナ…?」
あれ…ヤダ…私また泣いてる。もう…ヤダ…
「女は30にもなれば涙もろくなるのね…
ヨンミナ、ハナを幸せにしなさいよ?」
そう言った瞬間ヨンミナは笑う。
YM「俺は…ハナがヨンミナは必要ないって言ってから手放す予定です。」
そう言って…でも…
ハナ「ヨンミナ!
何、泣かしてるの…Aオンニ…」
「なんでもない…
昨日…ありがとうって言われただけ。」
そう言って笑えば…ドラマの撮影に入る。
ヨンミナとハナのシーンは相変わらず1発OK。やっぱり二人は微笑ましい…でもこの後私とヨンウンのシーンが待っていた。
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作者名:いっちー | 作成日時:2014年1月3日 12時