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『結局いい本無かったな』
コツコツ、と靴を鳴らしながら寮の廊下を歩く。廊下にはロークラスの人やミドルクラス、ドレッグスの人もいる。
そして今は朝食時間。あの有名な小説のようにみんなで集まって食べる。
今日のご飯はパンケーキ、トースト、サラダやその他諸々…。
『美味しい〜!』
ここでの友達は少ないため、いつもは1人で食べる。
“朝食の時間は終わりました、それぞれのクラスで授業を行います”
私たちハイクラスは薬の調合。正直言って、薬の匂いはどうも慣れない。
〜授業開始〜
「〜であるからにして、マンドラゴラを〜」
先生が言っている言葉は全くもってわからない。マンドラゴラはわかるが、魔物の爪とか、そんなのはよく分からない。
そして実践タイム、なんとか本に載っていたから分かるものの、肝心の材料の名前がわからない。
『魔物の爪はこれ…爪もこれ…よし』
なんとか分かったものを小鍋に入れ、よくかき混ぜる。緑色になったら成功だ。
『緑色だ!やった〜』
「よくやりましたねメリーさん、他の人にも教えてあげてください」
言われるがままに、他の人にも教えた私。そして授業は難なく終了。
『終わった〜、一旦部屋に戻るかな』
少しブラブラしながらも、寮に戻った。
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