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『結局いい本無かったな』

コツコツ、と靴を鳴らしながら寮の廊下を歩く。廊下にはロークラスの人やミドルクラス、ドレッグスの人もいる。






そして今は朝食時間。あの有名な小説のようにみんなで集まって食べる。
今日のご飯はパンケーキ、トースト、サラダやその他諸々…。

『美味しい〜!』

ここでの友達は少ないため、いつもは1人で食べる。

“朝食の時間は終わりました、それぞれのクラスで授業を行います”

私たちハイクラスは薬の調合。正直言って、薬の匂いはどうも慣れない。




〜授業開始〜

「〜であるからにして、マンドラゴラを〜」

先生が言っている言葉は全くもってわからない。マンドラゴラはわかるが、魔物の爪とか、そんなのはよく分からない。

そして実践タイム、なんとか本に載っていたから分かるものの、肝心の材料の名前がわからない。

『魔物の爪はこれ…爪もこれ…よし』

なんとか分かったものを小鍋に入れ、よくかき混ぜる。緑色になったら成功だ。

『緑色だ!やった〜』

「よくやりましたねメリーさん、他の人にも教えてあげてください」

言われるがままに、他の人にも教えた私。そして授業は難なく終了。





『終わった〜、一旦部屋に戻るかな』

少しブラブラしながらも、寮に戻った。

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設定タグ:派生作品 , 王立フォーティエルサ魔術学院 , 募集企画   
作品ジャンル:その他, オリジナル作品
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作者名:三日月リン | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2018年10月2日 17時

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