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影が5 ページ7

「ようこそ、高専へ」


私は今、夜蛾先生の前に居る。少しだけ話を
してから教室に向かうとのことだ。


『…と言っても、何を話すんでしょうか?』

「ああ、実は1つ聞きたいことがあってな」

『?』


私の術式とか家系とかについて聞きたいのか?
にしても、それは資料とかでわかるハズ。
わざわざ聞くことなんてないと思うけど


「何故、高専に入学する期間を延長したのか
気になってな。」

『ん え ?』

「?」


おいおいおいおい、ちょっと待ってくれ。
期間を延長したって?どう言うことだ?確かに
父さんに6月から学校と言われた時は少しだけ
違和感を覚えたが…


「実は君の両親から事情があるので入学する期間を
延長して欲しいと申し出があってな。
…まあ、特級呪術師になるのだから長期任務が
入っていてもおかしくはな『違います』…え?」

『ここ最近、私に長期任務は入っていませんし
私は両親に高専側から入る期間を延長させて欲しい
…と、先生が言っていることとは逆に高専からの
期間延長を言われていましたよ?』

「『…』」


え?え?なんか矛盾してないか?
私は高専側から延長させて欲しい、と言われて
夜蛾先生は両親から延長させて欲しいと言われた。


『…電話します?』

「…悪いが頼む」


prrr...


〈もしもし?どうしたの?〉

『うん、どうしたのじゃないよね。何か
言うことあるんじゃないの?』

〈…おかけになって電話は現在使われておりません。
また、おかけ直し『遅えよ』…ごめんなさい〉


どうやら、両親は私ともう少し一緒に居たかった
らしく無理を通して高専に入学を延長させたらしい。
親バカにも程があるだろ。いや、ここまでくると
過保護だな。


『こう言うことはもうしないでね、じゃ』

〈スミマセンデシタ…〉


プッ…


「…A家の当主は大変だな」

『そうですよ、父さんにはもう1回当主やって
気を引き締めてもらった方がいいです』

「では、教室に向かおう」

『はーい』


そして、教室に向かった

_______________

「今日は、家の事情で入学が遅れた生徒が
入ってくることになった」

「センセー!女ですか!男ですか!」

「話を聞け」


…騒がしいな。まあ、新しいやつが入ってくると
なるとテンション上がるよな。仕方ないよな

私も前世では、転校生が来た時メチャメチャ
テンション上がる系の人類だったもん。

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あまね(プロフ) - まちまさ (9月2日 21時) (レス) @page41 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
ニコッ - 更新待ってます! (2022年11月25日 18時) (レス) id: 737905262a (このIDを非表示/違反報告)
三斗(トリップ願望者) - また更新してほしいです、なめこ味噌さんのほうに余裕が出来たら更新してくれると嬉しいです! (2022年9月14日 17時) (レス) @page41 id: 461ad7fd23 (このIDを非表示/違反報告)
海峡(かいき)由樹(ゆき)、(偽名) - 更新待ってます (2022年7月27日 21時) (レス) @page41 id: 42c75897ce (このIDを非表示/違反報告)
Hazuki(プロフ) - 凄く面白いです!出来れば更新して欲しいです! (2022年4月19日 21時) (レス) id: f2ff79b9cb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なめこ味噌 | 作成日時:2021年9月14日 8時

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