緑の国バージョン�后漸屬料�り主〜 ページ24
北斗姫が緑の国のお城に到着するとすぐに『緑の国』の王様と王妃様に、そして婚約者である慎太郎王子に拝謁する事となった。
「黒の国の第一王女であります北斗でございます。幾久しくよろしくお願い申し上げます」
北斗姫の目の前には、王様、王妃様、はいたが慎太郎王子の姿は無かった。
王様「姫、遠い所からよく参られた！待っていてぞ。今夜はゆっくり休むが良い」
王妃様「まあまあ…美しい姫だわ！疲れたでしょ？明日の結婚式が楽しみね」
王様も王妃様も北斗姫に優しい言葉をかけてくれて受け入れてくれてる様だった。
しかし、婚約者である慎太郎王子が居ない。
王妃様「慎太郎ったら…どこに行ってしまったのかしら？北斗姫、ごめんなさいね、あの子、何日か前に少し出かけると言って…城に居なくてね。一体どこに行ったのかしら？明日の結婚式には必ず連れてきますから安心してね」
北斗姫は王妃様の言葉に頷き、自分に用意された部屋に戻った。
北斗姫の部屋には今朝、慎から貰った一輪の花が花瓶に生けられていた。
慎太郎王子とは対面できなかった。
北斗姫は少し不安だった。
もしかして慎太郎王子は私との結婚が嫌で、出かけてしまわれたのかしら…？
「明日…大丈夫なのかな…」
そう呟きながらも、今朝、慎に貰った花をじっと見つめていた。
翌朝、結婚式の朝。
北斗姫は用意されていた純白のウエディングドレスに身に纏った。
最後に髪飾りを何にしようか迷っていた所に侍女が部屋に飛び込んできた。
侍女「姫様、慎太郎王子がこれを姫様の髪飾りにと…！」
侍女が北斗姫に持ってきたのは、真っ白い可憐な花。
そう、護衛団長の慎がくれた花と同じ花がそこにあった。
「…この花を…私に…？」
「はい、こちらにカードも！」
『この花を髪に飾った北斗姫はさぞや美しいことでしょう。祭壇で待ってます。
慎太郎』
「慎…、太郎王子…」
侍女「慎太郎王子…なんてお優しい！さあ、姫様、仕上げにこの花を付けて髪を綺麗に結いましょう！」
侍女は北斗姫の髪にこの花を綺麗に飾り付けてくれた。
北斗姫は鏡を見ながら複雑な気持ちになった。
この白い花を見て、慎を思い出してしまった。
これから結婚式を挙げるのは慎太郎王子なのに。
この花を贈ってくれたのは慎ではなく慎太郎王子なのに…。
緑の国バージョン�此膳觝Ъ亜羨�←緑の国バージョン�検素鬚げ屬了�合う貴女〜
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おゆまる(プロフ) - 950618さん» コメントありがとうございます(^-^)私も「桃の国」バージョンを早く書きたいなと思いながら最後にとっておきました(o^^o)大我王子の後宮に入る北斗姫をお楽しみにしていてくださいね！ (2020年8月11日 22時) (
レス) id: fbd0396cf8 (このIDを非表示/違反報告)
950618(プロフ) - 桃の国バージョン待ってました！北斗姫どうなるのか楽しみです！ (2020年8月11日 12時) (レス) id: deccfec011 (このIDを非表示/違反報告)
おゆまる(プロフ) - やんちゃるもんちゃさん» コメントありがとうございます。虜になったなんて言って頂いて…！ありがとうございます！これからもお付き合いいただければ嬉しいです(o^^o) (2020年7月5日 20時) (レス) id: fbd0396cf8 (このIDを非表示/違反報告)
やんちゃるもんちゃ(プロフ) - BLに興味のなかった私が一夜にして虜に…おゆまるさん恐るべし (2020年7月5日 13時) (レス) id: 3f51932bf1 (このIDを非表示/違反報告)
おゆまる(プロフ) - みんとさん» コメントありがとうございます！私の書くきょもほくを好きになっていただき嬉しいです(o^^o)更新、不定期になりますが頑張ります！ (2020年5月22日 20時) (レス) id: fbd0396cf8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おゆまる
| 作成日時：2020年5月19日 17時
