青い彼岸花？んなもん食った（（

何でもありの鬼ごっこ・・・だとっ！？ ページ41

空喜と哀絶は逃げていた。


ハハハ！とまさにラスボスといわんばかりに笑いながら、管で猛追してくる鬼の始祖(無惨)から。


怖い。怖すぎる。


というか、射程距離が長すぎる管で追いかけてくるとか、反則だろう。


そう思いつつも、あの無惨様にそんなことを言えるわけない。


哀「・・・空喜、儂も飛ばしてくれ！そのうち追いつかれてしまう！」

空「無茶言うな、哀絶！儂も全力でこれなんじゃ！お前まで抱えたら終いだ！」

哀「打つ手なしか、哀しくなるッ！」


悲しいことに、彼らには可楽のような無惨の管から逃げられる能力がない。


どうする。このままだと捕まる以外手はない。


その時、二つの前に、人影がよぎった。


空＆哀「上弦の弐ッ！」


童「あれ〜確か君たちは半天狗の・・・空喜と哀絶と言ったかな！そんなに急いでどうした・・・ってわぁ、無惨様に追いかけられてるじゃないか！俺を巻き込む気なのかい？」

空「そうじゃッ！このままじゃ貴様も巻き込まれるぞっ！何とかしろ、上弦の弐！」

童「むぅ、命令されるのは嫌だけど、俺は優しいからな！教祖として助けてやろう！」


童「血鬼術、蔓蓮華」


ピシン、と蔓が管を絡めとるが、すぐ管に引きちぎられる。だが


童「遅いなぁ・・・血鬼術、冬ざれ氷柱」


管を氷柱で刺し、管は動きを止める。


童「もう動けないだろうけど、ダメ押しにーーー血鬼術、凍て曇」


管は凍り、動き出す気配はなくなった。


童「ふぅ、こんなものかなっ！でも無惨様のことだからすぐ復活するだろうから、逃げようか、二人共！」

空＆哀「あ、あぁ・・・(流石上弦の弐。儂は好きになれんが、実力は確かじゃ・・・ん？)一緒に行動するのか？」

童「あれ、嫌かい？流石に限度はあるけど、出来る限り俺は君たちを守ってあげるから、協力しようと思ったんだが・・・」

空＆哀「(無惨様相手だと、儂らは弱い・・・守ってもらえるのは幸いじゃ)別に構わんが・・・」

童「そうかい！ならよろしくな、空喜、哀絶！」

空＆哀「・・・あぁ」


ニターと気持ち悪い笑みを浮かべる童磨に、空喜と哀絶は何か嫌な予感がする、と身震いしたのだった。



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リクエスト＆番外編、蛇足などをする小説を作りました。↓
やる気?んなもん食った((

やる気がなくて本編で書けなかった短編集です。

こっちもよろしくお願いしますっ！

エンカウントしないなーって思ったら大物とエンカウントする時ってあるよね！→←鬼ごっこ、一緒に逃げようよ！っていう取り合い

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