6日目〜伊黒小芭内〜 3 ページ6
『・・・というか、伊黒さん自身が贈りたいものとかないんですか?』
伊「ない。甘露寺は既に完璧だからな。贈りたかった靴下ももう既に贈ってしまった。まず、自分で解決出来るなら貴様に頼まん。早く考えろ。」
『あたりが強いって・・・うーん、個人的なあれもあると思いますけど、やっぱり髪飾りがいいんじゃないですか?ほら、蜜璃ちゃん髪結んでるから絶対使うと思いますし、万能受けしやすいですよ?』
伊「む・・・だが甘露寺は髪が長いからな、数もそれなりに必要だし、飾りをつけすぎるのは邪魔ではないか?」
『あ〜確かに・・・飾りもつけすぎるのも邪魔だから・・・うーん、それなら組紐とか?でも、蜜璃ちゃんの髪型だと本数足りるかな・・・?』
伊「金は気にしなくていい。俺も柱だ。甘露寺のためなら金は惜しまない。」
あ、こ、これは推しに貢ぐオタクの目・・・ッ!まさか同士!?((
『・・・まぁ、偵察がてら組紐屋行ってみます?』
伊「あぁ、早く出かけるぞ。」
『ちょ、置いてかないでください・・・ッ!』
伊「・・・ダメだ、こんなゴミは甘露寺の魅力を下げるだけだ。・・・おい店主、他にはないのか。」
店1「も、もうないですすみません・・・」
『ちょちょちょ伊黒さん、手はなして可哀想!!本当、すみません・・・』
店1「・・・何でもいいからもう出て行ってください」
『アッすいません』
『・・・伊黒さん、ちょっと考えてくださいよ。私達出禁にされちゃいます。』
伊「知るか。それより甘露寺への贈り物が見つからない方が大事だ。どうする気だ貴様」
『だから何で私のせいに・・・ってこれ、綺麗な絹糸ですね。ほら、色んな色があって・・・』
店2「あら、お目が高いですね!うちの絹糸は日本一って言われるぐらい上等で人気なんですよ。ここらに売ってる組紐のほとんどはうちの絹糸だろうねぇ」
伊「・・・!この桜色と緑。甘露寺にそっくりだ。」
『本当ですね!・・・あ、そうだ!これで組紐風ミサンガ作りませんか?』
伊「ミサンガ?何だそれは。」
『えっと、簡単に言うと願いや想いを込めて編んで、足首や手首につけて幸せを願うもので、切れたときに願いが叶うって言われてるんです。普通は刺繍糸で作るんですけど、組紐って縁、モノとモノ、人と人を結ぶって言われてるんで、さらに縁起がいいいかなって!髪飾りじゃなくなりますけど、一個でいいですし、手作りだから余計喜ばれるんじゃないですか?』
伊「!そうだな、それにしよう。・・・作り方、教えてくれるか?」
『ふふっ、・・・勿論ですよ』
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尊い - すごくいい尊死してもうた (2022年3月29日 17時) (レス) @page4 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
かなた - この世界線の獪岳好き! (2022年2月27日 5時) (レス) @page35 id: 72078a5a44 (このIDを非表示/違反報告)
元気なオタク(プロフ) - 朔夜さん» まだですが、そろそろですよ!楽しみにしておいてくださいね(o^−^o) (2021年6月14日 20時) (レス) id: 365a77efd6 (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - フラグ立たなかったですね... (2021年6月14日 18時) (レス) id: ff3a848d7c (このIDを非表示/違反報告)
元気なオタク(プロフ) - れもんさん» 沼鬼は本当に・・・w 何ていうか損な役回りさせましたねwもはや生贄(( 死なない寸前で痛めつけられて我慢している沼鬼は・・・きっと長男!!と思って・・・w 獪岳も幸せにさせて満足です!こちらこそ長文失礼しました! (2021年6月13日 18時) (レス) id: ed77530e67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:元気なオタク | 作成日時:2021年4月22日 7時