116period ページ24
『ナイスファイトです！！』
次々にボトル入れからドリンクを渡していく。それと同時にタオルも。第1ピリオド、あたし達は始め言っていたように上手くいかず、得点は25対21と桐皇学園に4点リードされていた。
相田「火神君と黒子君を中心に攻めるわよ！」
2年生の先輩達より1年分情報が少なく、その上テツは予測困難、大我は発展途上という点からさつきの裏をかけるのはこの2人だとリコ先輩は言った。
日向「よし、ひとまず頼むぜお前ら。」
相田「暴れろ
休憩の2分があと数秒で終わる。リコ先輩の指示を聞いた皆はベンチから出ていく。あたしは先程の違和感が気になって大我に近づいた。
『大我、大丈夫なの？』
火神「は？何が？」
なんのことやらわかっていないようにキョトン顔をする大我。……あたしの気の所為、か？
『………いや、なんでもない！行ってこーい。』
火神「？おう。」
テツと大我、2人を中心に攻める方法は、第2ピリオド初めから桐皇学園にとても効果が良かった。テツの予測困難なパスで大我に繋ぎ、ダンク。それが何個が続いて、あたし達の得点は動き出した。
相田「……うそ。」
『へ？』
ポツリと横から聞こえた声に振り向くと、何やらリコ先輩が焦ったように慎二先輩をアップに行かせた。そしてあたしと目が合う。
相田「Aちゃん、テーピングとマッサージの用意、お願いしてもいいかしら。」
『……はい！』
誰が、とかどこが、とかは多分ちょっと前から予想してた。まだ完治してないんだ。やっぱりあたしの違和感は間違ってなかった。なんであの時あたしの目を使わなかったの！！
「誠凛、選手交代です。」
小金井「火神！交代！」
火神「は？！」
慎二先輩がコートに出て、大我がベンチに戻ってくる。リコ先輩が大我の足が完治してないことを指摘すると、どうしても試合に出たい大我は大丈夫だと反発していた。その会話を聞きながらあたしは目を使う。キツさは4、くらいかな。試合全てに出るなら。
『バッシュ、脱いで。』
火神「……。」
悔しそうな顔をしながらバッシュを脱ぐ大我を見て罪悪感で心臓がギュッと握りつぶされそうな感覚になる。本当は、ここでもう試合には出さない方がいい。だけどこの試合には、どうしても大我の力が必要だから。だから少しでも動きやすいように。少しでも痛みが和らぐようにあたしは完璧なテーピングをするよ。
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S(プロフ) - 最近黒子のバスケ見初めたんですけど、この小説めっちゃ好きで！本編と一緒に見てます！続き待ってます！気が向いたら更新してください🙇🏻♀️🙇🏻♀️ (9月14日 17時) (
レス) @page42 id: cc16e6db3c (このIDを非表示/違反報告)
優雨-ゆうあめ-(プロフ) - 零さん» コメント、ありがとうございます！そうですね、もちろんこの作品もゆっくりですけど更新していく予定です。(心の中では)ですが私自身これから受験に入っていくので、もう少しだけ、待っていてくれるととても嬉しいです。これからもよろしくお願いします！ (2023年3月22日 16時) (レス) id: d60abc6b35 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 他の作品の更新も嬉しいですが、この作品完結までやって欲しいです！とりあえず、赤司が好きなのでウィンターカップまでやって欲しいです😁更新楽しみにしてます！ (2023年3月22日 15時) (レス) @page42 id: 3b18e7e712 (このIDを非表示/違反報告)
優雨-ゆうあめ-(プロフ) - アオバさん» コメントありがとうございます！分かりますいいですよね黒バス！今ちょっと迷走中なのでもう少し待っていていただけると幸いです。いつも読んで頂き、ありがとうございます！ (2022年10月6日 7時) (レス) id: 12d19b95d0 (このIDを非表示/違反報告)
アオバ(プロフ) - 黒子のバスケ大好きなので、めっちゃ楽しいです！！無理をしないようにしてください…！更新待ってます！ (2022年10月6日 1時) (レス) @page42 id: 106335cad0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：優雨-ゆうあめ- | 作成日時：2022年6月2日 20時
