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117period ページ25

『できました。とりあえずこの試合はこれで問題ないです。』

相田「ありがとうAちゃん。」


少しでも早くとそわそわしていた大我はすぐにユニホームになり、ベンチから立ち上がった。



相田「.....すまないわね....。」



リコ先輩から聞こえたとは思えないほど、小さな声。大我にもそれは聞こえたらしく、リコ先輩の方を振り向いた。



相田「本当は万全でない選手を出すなんてやりたくないけど....火神君がいないと勝てないわ...。」

「全員一丸のバスケって言ったけど、そもそもそれはある人(・・・)が教えてくれたスタイルよ。」

「私だけの力じゃまだ未完成で、みんなの力を引き出しきれてない...。あげく怪我してる火神君に頼る始末...」


「自分の無力さに、腹が立つわ....!」



唇をぐっと噛んで、悔しそうに肩を震わすリコ先輩にあたしと大我は驚いて目を合わせた。



火神「え...と、だれ?」

相田「は?」

『誰って...。まぁらしくはないとは思うけど。』



リコ先輩が無力?どこを見て無力なの?練習メニュー作って?スカウティングして?ベンチで指示出して?あたしが来る前はマッサージもテーピングも全部1人だやってたってことでしょ?そんな仕事多かったらあたしだったら逃げ出してるわ。あたしのめんどくさいの気持ちの大きさ舐めんなよ?(急に変わる話題)
大我もそう思っていたようであたしの思っていたことと全く同じことを口にした。



火神「どーんと構えてくんねーと。」

『そうですよ先輩!選手を見送るとき、そんな顔したら選手が不安になっちゃいますよ!』

火神「そーそーテンション上がんねーから...です。」


あたしたちの言葉に、リコ先輩は目を見開き、そしてふっと笑った。



相田「生意気なこと言ってくれるわね。....行って来い!!」

火神「うす!」


点差はだんだん開いていってる。第2ピリオドも残り1分を切った。せめて少しでも点差を縮めることができれば...。そう思ったときだった。


青峰「そーそー、張り切ってくれよ。少しでも俺を楽しませられるようにさ。」

火神「てめぇ...!!」

『だい、き...!!』


大我の肩に腕を回したのは、試合直前、あちらの6番さんが遅れると言っていた大輝だった。

待たせてしまい申し訳ないです。。。(作者)→←116period



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S(プロフ) - 最近黒子のバスケ見初めたんですけど、この小説めっちゃ好きで!本編と一緒に見てます!続き待ってます!気が向いたら更新してください🙇🏻‍♀️🙇🏻‍♀️ (9月14日 17時) (レス) @page42 id: cc16e6db3c (このIDを非表示/違反報告)
優雨-ゆうあめ-(プロフ) - 零さん» コメント、ありがとうございます!そうですね、もちろんこの作品もゆっくりですけど更新していく予定です。(心の中では)ですが私自身これから受験に入っていくので、もう少しだけ、待っていてくれるととても嬉しいです。これからもよろしくお願いします! (2023年3月22日 16時) (レス) id: d60abc6b35 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 他の作品の更新も嬉しいですが、この作品完結までやって欲しいです!とりあえず、赤司が好きなのでウィンターカップまでやって欲しいです😁更新楽しみにしてます! (2023年3月22日 15時) (レス) @page42 id: 3b18e7e712 (このIDを非表示/違反報告)
優雨-ゆうあめ-(プロフ) - アオバさん» コメントありがとうございます!分かりますいいですよね黒バス!今ちょっと迷走中なのでもう少し待っていていただけると幸いです。いつも読んで頂き、ありがとうございます! (2022年10月6日 7時) (レス) id: 12d19b95d0 (このIDを非表示/違反報告)
アオバ(プロフ) - 黒子のバスケ大好きなので、めっちゃ楽しいです!!無理をしないようにしてください…!更新待ってます! (2022年10月6日 1時) (レス) @page42 id: 106335cad0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:優雨-ゆうあめ- | 作成日時:2022年6月2日 20時

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