56period ページ9
お互い譲ることなく、2ピリが始まって数分がたった。テツと大我のコンビは良好。大我のガス欠だけが不安。そんな時だった。
大我についていた津川のディフェンスが緩くなったのだ。それに誘われた大我はそのまま振り返ってダンクへと飛んだ。
「オフェンスファール、白10番！」
『4つ目…』
バスケは、10分×4ピリオドの中で5回ファールしたらその人はその試合に出れなくなる。大我は4つ目。リーチということだ。
リコ先輩がTOに交代を要求する。…元々そういうつもりだったし、それが早くなるって思ったらいいか。
交代することに気づき、不満しかない大我に順平先輩が説明している姿が見える。
元々、テツと大我は2ピリまでしか出さないつもりだった。その理由は2つあって、1つは真太郎への対策。真太郎を倒せる可能性があるのは大我とテツ、この二人しかいない。
ここで2人を下げれば、正邦に勝つ確率が下がる。だけど決勝リーグへ進める可能性が数％出てくる。あの日言っていた順平先輩の作戦はこれだ。そしてもう1つは、
『先輩たちの意地、見せてあげてください。』
小金井「任せとけって！」
土田「うん。」
先輩達が大我とテツに代わりコートに出る。まだであって数ヶ月だけどわかる。先輩達はちゃんと強い。誠凛は大我とテツだけじゃない。
順平先輩がドライブで中に入り、レイアップを決めようとする。それを岩村先輩が止めようと跳んだが、あいにくそれはフェイクだ。レイアップの形を崩し、下から凛先輩へパスが回り、そのままダンクを決めた。
第2クォーター残り5分47秒
誠凛30 VS 31正邦
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優雨-ゆうあめ-(プロフ) - 腐腐腐さん» 腐腐腐さん！運命感じていただきありがとうございます！！(？)笑これからも頑張ります！！！ (2022年5月4日 18時) (
レス) id: 12d19b95d0 (このIDを非表示/違反報告)
腐腐腐 - めっさ好きです！この作品に運命(？)を感じました笑続き楽しみに待ってます！ (2022年5月4日 18時) (レス) @page7 id: c7cac8184e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：優雨-ゆうあめ- | 作成日時：2022年5月1日 14時
