21period ページ23
黄瀬「あ、ここッス」
体育館に着き、あたし達が中に入る。瞬間、あたしたちの目に入ったものに困惑した。
相田「え、片面でやるの?もう片面は…練習中?」
ダムダムとボールを着く音が響く。あたしたちが使うコートのリングはいつ壊れてもおかしくないくらいボロボロだった。
あたし達が来たことに気づいた海常監督らしき人が冷めた目で近づいてきた。
監督「あぁ、来たか。今日はこっちだけでやってもらえるかな。」
は?
その後のその監督の話と言えば、まぁ酷いこと。簡単に言うと練習の片手間に相手してやるよ。って言い分らしい。舐められまくったあたし達は皆キレていた。涼太もださないつもりらしい。ほんっとムカつくなこの監督。
その後涼太があたしたちに言い放った言葉は皆がブチギレる決定打となった。
黄瀬「俺を引きづり出すこともないようじゃキセキの世代倒すとか言う資格もないしね。」
ブチッ
黒子「アップはしといてください。出番待つとかないんで。」
相田「あの、すいません。調整とかそういうの無理かと…。」
黒子、火神、相田、A「そんな余裕、すぐなくなると思いますよ。」
ーー
「それではこれから誠凛高校対海常高校の練習試合を始めます!!」
お互い5人の選手が整列する。スタートは順平先輩、俊先輩、凛先輩、テツ、大我の5人。相手は4、5、6、8、10番の5人が出るようだ。
「あの、始めるんで誠凛早く5人並んでください。」
あれ、ここでもまたテツが見えてない?!
「「うおっ!!!」」
あ、見えてなかったんだ。相変わらずで何よりです。
-一方海常ベンチでは-
監督「話にならんな。大口叩くからもう少しまともな選手が出てくると思ったが。」
そうこぼす監督に黄瀬はフッと笑い、こう言った。
黄瀬「どうですかね。…まぁ確かに、まともじゃ無いかもしんないスね。」
-Aside-
試合が始まり、ジャンプボールの位置に着く。それを見る横目にリコ先輩の悩んでいるような表情が見えた。
『どうかしたんですか?』
相田「いや〜、ちょっとやばいかも。」
『…大丈夫ですよ。なんてったって、光と影がいますもん。』
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優雨-ゆうあめ-(プロフ) - ykさん» レスと言う文字に今さら気づきましたっ!普通にコメで返してました。遅くなってすみません汗コメントありがとうございます!明るい性格にしたかったのでそう見えててよかったです。これからもよろしくおねがいします! (2022年5月6日 9時) (レス) id: 42f874bee7 (このIDを非表示/違反報告)
yk(プロフ) - 主人公の明るい性格がとても好きです! (2022年4月25日 2時) (レス) @page37 id: 9724ee37b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:優雨-ゆうあめ- | 作成日時:2022年3月17日 22時