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「だっちゃん、ありがとう、気をつけてね。」
日「んー、こっちこそ、夜遅くに悪かったな。」
「ううん、話せてよかった。」
日「お前はもっと素直になってもいいと思うよ。」
「ふは、うん、…そうだね。」
自宅の駐車場スペース、
車を止めて、時間も時間だから。って
だっちゃんは、早く降りろ、なんて悪態をつくけど、
私にとっては、だっちゃんのちょっとしたことで、
背中を押されたのは紛れもない事実で。
「だっちゃんも、素直になった方がいいんじゃない？」
日「あ？余計なお世話だわ。」
「えー、なんでよ！」
日「お前にだけは絶対に言わない。」
「ひどい！それはそれでひどいよ！」
日「うるせぇ、早く降りろよ(笑)」
「やだよ！後1時間！」
日「なんで(笑)あほかよ、今日も仕事だろうが。」
ぱしん、と音がしてシートベルトが外されると
笑いながら話していただっちゃんは、
急に優しい顔になった。
ドアノブに手をかけると、
A、と声を掛けられる。
「んー？」
日「どんなことになっても、俺はいつだってAの味方だから。」
「…うん、ありがとう。」
日「つーか、ちゃんと幸せにしてもらわないとこっちが困ります。」
「そうですね、それは肝に命じておきます。」
日「ん、じゃあまたな。」
「はぁい。」
パタン、とドアを閉めて、
窓枠を覗き込むように手をすれば、
先に行け、と催促されてちょっとだけ話し足りない気もするけど、
時間も時間だし、と私は先にマンションの中に入った。
エレベーターのボタンを押すと、
持っていた携帯が震える。
mitsuなんかあったらまた話聞く。
mitsuおやすみ。
最後まで、だっちゃんは私のことを考えてくれていた。
昔から、ずっと、
デビューする前から、きっと。
「頑張らないと。」
私が、こうやって不安になって戸惑っているわけにはいかないんだ、
だっちゃんが、背中を押してくれたことも、
真司郎が、信じてくれてることも、
無駄にはしたくないから。
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ゆう - 読んでてメンバーがこんな事言いそうとか共感して時間忘れて読んじゃいました！ これからも頑張って下さい！ (2020年1月19日 22時) (
レス) id: 740b20218b (このIDを非表示/違反報告)
ささみ - 更新お待ちしておりましたよ！気軽に描いてくださいね (2019年6月2日 22時) (レス) id: 45f78a918e (このIDを非表示/違反報告)
rio(プロフ) - ななさん» ありがとうございます(*´∀｀)今後もよろしくお願いします！ (2019年5月8日 23時) (レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
rio(プロフ) - ＥＹさん» いつもありがとうございます(｀▽´)これからもよろしくお願いしますっ＊ (2019年5月8日 23時) (レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
rio(プロフ) - まやさん» コメントありがとうございます(*´∀｀)更新ゆっくりで申し訳ないです、これからもよろしくお願いします！ (2019年5月8日 23時) (レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rio
| 作成日時：2019年2月18日 19時
