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「そんなこと、じゃないでしょ、」

日「そう?だって、明日の構成にもなにも影響ない、まぁ衣装はちょっと変わるかもだけど、それはスタッフさんがなんとかしてくれる。出来るんだから結果は100でしょ?」

「…そうだけど、でもだっちゃんが怪我したことは変わりないじゃん、」

日「だってそれは、…」



ふわり、と笑うだっちゃん。
あまりに綺麗すぎて、胸が鳴る。



頬にあった手は今、
私の左手と重なってる。




日「守りたかったからね、Aを。」




はっきりと、言葉にするだっちゃんは、
いつもかっこいいと思う。


多分ね、私が今思ってる言葉は、
だっちゃんからしたら望んでない言葉なんだと思う、
その言葉は飲み込んだ、


言葉にも、その仕草にも、行動も
全て本物だから。




「…ありがとう、」

日「ん、それが聞きたかった。」




『A、…ここにいたの。』

「なかちゃん!終わった?」

『終わったよ、…日高さん、ほんとに、』

日「なかちゃんにまで謝られてたらもう嫌になっちゃうよー、もういいって(笑)」



色々手続きを終えたのか、
だっちゃんの病室にいた私を見つけて、
雰囲気に安堵したようななかちゃんが入ってきた。


私に似て、

ううん、私以上に心配性なマネージャーだから、
多分私のことだけじゃなくて、
だっちゃんのことも心配だったんだろうな、と
表情を見ればわかった。




日「A戻れそう?」

『はい、先に、』

「え?だっちゃんは?」

日「もうちょっとな、先戻ってて大丈夫だから。」

「…やだよ、先戻らない。リハももうやってないんだよね?映像とかで確認するなら、後からだっちゃんと戻ってから確認するから。」

日「A、」

『日高さんも困るから、』

「嫌だよ、私1人戻るわけにはいかないの、なかちゃん戻る予定あるなら、私後からだっちゃんたちと戻る。」



私のわがままに、
いつものなかちゃんの困ったような表情。

困らせてるのは百も承知だ、


でも、私だけ何食わぬ顔で戻るわけにはいかない。

ちゃんと、だっちゃんも一緒に、
メンバーの元に、戻りたい。




日「こっちは、俺に任せて、なかちゃん先戻ったら?」

『え、でも、』

日「色々伝えることもあるだろうし、戻るのに木村もいるから、こっちは大丈夫だよ。…Aもこんなんだし(笑)」


『……、すみません、』




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ゆう - 読んでてメンバーがこんな事言いそうとか共感して時間忘れて読んじゃいました! これからも頑張って下さい! (2020年1月19日 22時) (レス) id: 740b20218b (このIDを非表示/違反報告)
ささみ - 更新お待ちしておりましたよ!気軽に描いてくださいね (2019年6月2日 22時) (レス) id: 45f78a918e (このIDを非表示/違反報告)
rio(プロフ) - ななさん» ありがとうございます(*´∀`)今後もよろしくお願いします! (2019年5月8日 23時) (レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
rio(プロフ) - EYさん» いつもありがとうございます(`▽´)これからもよろしくお願いしますっ* (2019年5月8日 23時) (レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
rio(プロフ) - まやさん» コメントありがとうございます(*´∀`)更新ゆっくりで申し訳ないです、これからもよろしくお願いします! (2019年5月8日 23時) (レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:rio | 作成日時:2019年2月18日 19時

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