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そのあと、通しのリハーサルがスタート。
昨日確認したクレーンだったり、
360度カメラの立ち位置も確認しながら、
通しのリハーサルは、着々と進んで、
あとは、メンバーそれぞれが不安なところを
出し合って、確認することになった。
宇「よし、スカート丈！」
「思ったより長いなぁ、」
千「A、すごいギリギリだね。」
宇「テールカットじゃない分すごい長く見えるけど、ヒール厚めだったから踏むのは心配なさそうだけど、」
「とりあえず、段差とトロッコの時はちょっとあげられるようにしてみる。」
センターステージに登る前の衣装は、
女子はスカート丈が長い、
その確認をするために、
衣装を着て再びトロッコに乗り込む。
女子だけで大丈夫ですよ、と言っていたが
私の方は、実彩子ちゃんとは別にだっちゃんも乗っていて、
ちあちゃんのほうは、秀太が乗っていた。
他のメンバーは、センターステージから
なにやら別のことを確認してるのか、
登場曲が流れ始めてトロッコがスタートする。
「うわ、危ない、」
宇「A、上乗れなさそう？」
「スカートあげれば大丈夫だとは思うけど、」
宇「上ってみる？」
「うん、」
スカートを軽めにあげて段差を登ろうとすると、
スッ、とだっちゃんが手を差し伸べてくれて、
思わず微笑んでしまった。
「大丈夫そ〜！」
『おっけーです！あと、トロッコから通路の時の段差だけ確認してくださーい！』
はーい、と女子メンバーのマイクの声、
ちあちゃん側のトロッコが止まるのを確認していると、
センターステージに繋がる通路が見えてくる、
横についたがわかると、
一番近くにいたのが、私だったので
自分でガードをあげて、通路に足を伸ばすと、
ちょっと待ってください、と少し遠くの声。
「え、？」
ガタン、とトロッコが揺れる。
日「Aっ、待って！」
スカートで、足元が見えなかった、
通路に伸ばしていた足が、空を切る。
後ろ手に、腕が掴まれる感覚がして、
身体がそのまま倒れていく、
実彩子ちゃんの、叫び声と
だっちゃんが私の名前を呼ぶ声だけが、
はっきりと聞こえた。
あの時、あの日、
いつか感じた、記憶が駆け巡った。
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ゆう - 読んでてメンバーがこんな事言いそうとか共感して時間忘れて読んじゃいました！ これからも頑張って下さい！ (2020年1月19日 22時) (
レス) id: 740b20218b (このIDを非表示/違反報告)
ささみ - 更新お待ちしておりましたよ！気軽に描いてくださいね (2019年6月2日 22時) (レス) id: 45f78a918e (このIDを非表示/違反報告)
rio(プロフ) - ななさん» ありがとうございます(*´∀｀)今後もよろしくお願いします！ (2019年5月8日 23時) (レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
rio(プロフ) - ＥＹさん» いつもありがとうございます(｀▽´)これからもよろしくお願いしますっ＊ (2019年5月8日 23時) (レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
rio(プロフ) - まやさん» コメントありがとうございます(*´∀｀)更新ゆっくりで申し訳ないです、これからもよろしくお願いします！ (2019年5月8日 23時) (レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rio
| 作成日時：2019年2月18日 19時
