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「随分飲んでたね?」

西「秀太と背中越しに絡んだのがまずったなぁ」

「本当強いよねぇ、あの二人。」

西「千晃も大丈夫そうだったけど、…あ〜千晃くらい飲めるようになったと思ってたんだけどな」




ちょっと休憩しようか、と
騒ぎ立てるであろう部屋には戻らず、
店員さんに行って、別の部屋を空けてもらった。



遠くのほうで聞こえるのは
共に駆け抜けてきたメンバーとスタッフの声。




「疲れてたんだよ、仕方ないって。」

西「別にそういうんじゃないんだけどさ、」

「うん、…わかってるよ。」




にっしーの今の状況は、
極限状態だったはずだから。


私には多くは話してくれてないだろうけど、
きっとにっしーの中でも
考えはあるはずだから、
私が口に出すことじゃないってわかってる。




西「ぐちゃぐちゃなってて、」

「うん、」

西「どーしたらいいのかなとか、どうも出来ないんだろうなとか、…そんなんばかり、手に掴めないってこんな苦しいんだなって。」

「らしくないね、にっしーの。」

西「わかってるんだよ、だからこそどーしたらいいんだろうって。」

「…いいんじゃない、そのくらいその人の事、好きなんだもん。本当のことなんて、本人にしかわからない、にっしーなら大丈夫だよ、…ちゃんと、その人の気持ち、見つけて掴んであげてね。」

西「うん、…さんきゅ。」



ゆっくりと、右肩が重くなる。
ペットボトルの蓋を開けたまま、静かに落ちていくにっしーの手から、ペットボトルを受け取って、
きっと、ライブ前でこの状況だ、寝れなかったんだろうな。と思って、特別に肩を貸す。



「にっしーには、たくさん幸せになってほしいから、…今は頑張り時だね、」





きっと、にっしーなら大丈夫だから。
たくさん近くにいて、にっしーの素敵なところは私でもわかってるから、

きっと、あの子にもわかるはずだから。





與「A。」

「うわ、…びっくりしたぁ、真司郎」



少し余韻に浸っていたら、
入り口から声をかけられ、思わず振り返る。


そういえば、蔑ろにしてきてしまった、と
恐る恐る顔を見れば、
少し心配そうな顔をしてる真司郎と目があった。




與「にっしー、大丈夫そう?」

「…え、あ、うん。」

與「そっか、」



綺麗に目を瞑ってるにっしーの顔を覗き込む真司郎は、
にっしーと言い合いをしていたさっきとはまるで違う表情をしていた。



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rio(プロフ) - 林檎印さん» いつもありがとうございます(^o^)!後輩くんが出てくると何故だかいい雰囲気ではなくなってしまう…波乱の幕開けみたいな感じですね!(笑)こらからも頑張っていきますので、今後もよろしくお願いします! (2019年2月11日 2時) (レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
rio(プロフ) - 宇宙飛ぶペンギンさん» 度々申し訳ありません( ; ; )変換できなかった箇所、確認させていただきました!別の方法で変換できるようにいたしました、ご指摘ありがとうございます、助かりました( ; ; ) (2019年2月11日 2時) (レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
宇宙飛ぶペンギン(プロフ) - rioさん» コメント返信ありがとうございます、そして確認して頂いてありがとうございました(;_;)これからも楽しみにしています! (2019年2月11日 2時) (レス) id: 4bd4b0b0ab (このIDを非表示/違反報告)
rio(プロフ) - 宇宙飛ぶペンギンさん» コメントありがとうございます!確認してきたのですが、特に変換できなかった場所がなかったので、何かのバグかと思われます(;;)お役に立てず申し訳ありません…!アプリの方でも確認したのですが、変換されてたので何度か更新して頂けると幸いです( ; ; ) (2019年2月11日 2時) (レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
宇宙飛ぶペンギン(プロフ) - いつも楽しく拝読させて頂いています。228話の颯くんの「本当にそんなことがあるなら」の所が2箇所、名前変換できないのですが…他はできるので、そこだけだと思います… (2019年2月11日 2時) (レス) id: 4bd4b0b0ab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:rio | 作成日時:2018年10月25日 23時

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