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宇「ごめん、」
女子の楽屋に戻ってきた私たちは
来るまでに落ち着いた実彩子ちゃんの言葉が
静かに楽屋に響いた。
宇「…、あそこまで言うことなかったよね、最低だよ、」
千「でもね、A、宇野ちゃんはAのこと思って言ってくれてたんだよ、全部が全部悪いわけじゃないと私は思う。」
宇「それでも、あれは言い過ぎた、…」
「私もちゃんと話せてなくてごめん、実彩子ちゃんがあんなになるまで想ってくれてたのは嬉しかったよ、…本来だったらちゃんと私が話せばよかっただけ。」
昔から、実彩子ちゃんはあまり多くは言わず
ものあたりの悪かった私にさえも
実彩子ちゃんは、理解しようとしてくれていた。
そうだね、と言う大人な実彩子ちゃんに
心なしか嫌悪感を抱いていたことも確かだった。
溝が埋まるまでが長かった実彩子ちゃん、
何度も、何度も心の隙間を埋めようとしてくれていた実彩子ちゃんに対して、
私はまだ子供で、避けていた頃のことを思い出す。
「実彩子ちゃんは、いつだって見守っててくれた、私と、…真司郎がそうなった時も、一番理解してくれたのは実彩子ちゃんだった、」
宇「だから、っ…だからこそ、真司郎がAに何も言わないことが、」
「うん、それはわかってる。けど、多分真司郎なりに何か考えてくれてたんだと思う、…昨日、真司郎の言葉で気分を落としたのは間違いないけど、」
宇「じゃあなんで！…真司郎が、Aにそんなこと言うなんてこと、」
千「だっちゃんがいたから、" 大丈夫 "なんだよね？A。」
声色が上ずってくる実彩子ちゃんにそう言ったのは、
いつもの優しい声のちあちゃんだった。
「うん、」
千「私がだっちゃんにAたちの荷物届けた時に、俺がいるから大丈夫だから、って言ってたの。…ちょっと不安もあったよ、でも今日会って、やっぱりA大丈夫だなって思ったの。」
宇「だって日高くんは、Aの事が好きなんでしょ？…そんなの、」
千「そうそう、だっちゃんはAが好きだった。だから、当たり前のようにAは任せて欲しいってことなんだと私は思った、」
宇「…好き、だった、？」
千「だっちゃんがAを見る目は、ちょっと変わったんだよ。恋愛云々より、本当に大切な人を守るために、ってね。」
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rio(プロフ) - 林檎印さん» いつもありがとうございます(^o^)！後輩くんが出てくると何故だかいい雰囲気ではなくなってしまう…波乱の幕開けみたいな感じですね！(笑)こらからも頑張っていきますので、今後もよろしくお願いします！ (2019年2月11日 2時) (
レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
rio(プロフ) - 宇宙飛ぶペンギンさん» 度々申し訳ありません（ ; ; ）変換できなかった箇所、確認させていただきました！別の方法で変換できるようにいたしました、ご指摘ありがとうございます、助かりました（ ; ; ） (2019年2月11日 2時) (レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
宇宙飛ぶペンギン(プロフ) - rioさん» コメント返信ありがとうございます、そして確認して頂いてありがとうございました(;_;)これからも楽しみにしています！ (2019年2月11日 2時) (レス) id: 4bd4b0b0ab (このIDを非表示/違反報告)
rio(プロフ) - 宇宙飛ぶペンギンさん» コメントありがとうございます！確認してきたのですが、特に変換できなかった場所がなかったので、何かのバグかと思われます(；；)お役に立てず申し訳ありません…！アプリの方でも確認したのですが、変換されてたので何度か更新して頂けると幸いです（ ; ; ） (2019年2月11日 2時) (レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
宇宙飛ぶペンギン(プロフ) - いつも楽しく拝読させて頂いています。228話の颯くんの｢本当にそんなことがあるなら｣の所が2箇所、名前変換できないのですが…他はできるので、そこだけだと思います… (2019年2月11日 2時) (レス) id: 4bd4b0b0ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rio
| 作成日時：2018年10月25日 23時
