a n g e l _ after story.

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「見てみて、」

秀「なに、ケーキ？」

「そう、パンでね〜作ったの。」



可愛いでしょー、となんだか貰ったのは俺の方なのに、
あげた張本人の方が喜んでるように見える。



何年いたって、何回もその笑顔を見たって、
俺が好きになったその笑顔は変わらない。




「秀太くんはさ、多分いろんな人からおめでとうとか言われたり、たくさんの人からお祝いされると思うんだ。」

秀「ん、まぁ、そうだな。」

「それってすごく素敵なことだと思うの、きっとたくさんの人が秀太くんのことが好きで、応援してて、そんなことなんてなかなかしてもらえることじゃないだろうから」

秀「それは、俺も思ってる。」

「そんなみんなにいつだってお返ししよう、ってたくさんのこと考えてることも、私は少なからず知ってるから、」

秀「…うん、」

「今年はたくさんいろんなことがあったけど、秀太くんの味方はたくさんいる、…私も、ファンの子もそれは変わらないからね。」

秀「ありがと。」







いつだって、彼女は俺の近くにいてくれた、
思い繋がる時から、今まで、

たくさんの言葉をくれて、
たくさんの言葉を届けてくれて、


幸せな今だって、
なにもかもが幸せではなかった今年のこと、


つらくて、苦しくて、
それでも彼女は俺のそばにいてくれたから。



「また来年、たくさんの人におめでとうって言われるように秀太くんはきっとたくさん頑張るだろうから、」


「私はその近くで、少しでも秀太くんの力になれるように頑張るから。」



一緒に頑張ろうね、と一言。




俺には、こんなにも力強勝て温かい人がいるから。





「はい！おめでとう〜！」




パン！と2回目の破裂音の後に現れたのは
少し大きめの袋。



秀「なんだよ、びっくりさせんなって(笑)」

「プレゼント出すタイミングがなくて、二個入りだったからね、もうないよ？」

秀「本当だろうな？見せろ！」

「ないよ、ないない！」

秀「後ろに隠してんのわかってんだからな？！」

「あーー、バレちゃった〜！」




たくさんの言葉をくれた彼女、
たくさんの応援と、声をくれるファンの子ら
たくさん背中を押してくれるメンバーとスタッフ、


俺の周りにはいい仲間たちがいてくれて幸せです。





happy birthday shuta !!!!



fin.



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