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『それでさ、俺がこう言ったのよ。』
カウンター越しでよく口の回る姿は
よく見慣れたもんだ。
それが心地いいか、そうではないかと言ったら
そこに関しては、別物になって来るんだけど、
よく回る口のくせして、
内容のない話ばかりのやつは、正直うんざりするばかりで。
背格好は、俗に言うイケメンという部類だろうか。
見るだけならまぁ、満足だけど、
内容のない話をベラベラと喋る姿。
あまりかっこいいものではない。
( めんどくさいな、)
好かれてしまってるのは正直わかってる。
この仕事を始めてから、
遠回しにでも、直接にでも、
そういう目で見られてる事なんて、そう少なくはなくて、
でも、本気で言って来る人はあまり多くない。
いわゆる " 遊べる人 " を探してる人は多いと思うから。
めんどくさいな、と思っても
仕事だから笑顔は絶やせないし、
それをいい方向に捉えてしまわれているのか、
回る口とは裏腹に、私の気持ちはただただ落ちていくばかりで。
そんな時だった、
日「 おにーさん。俺と飲まない？ 」
ふらりと、体を揺らして
カウンターに手をついてきたのは、
日高くんで。
私に一直線に注がれていた彼の目は、
一気に日高くんへと向いた。
驚いたような、そんな声を上げて、
日高くんは、あまりこうやって自分から話に行かないから、
それでもって、いつも日高くんの周りには人がたくさんいるから、
あまりこちら側から話しかけられることがないからだろうか、
話しかけられた彼も、喜んでいた。
( 助かった、 )
空いていたグラスを持って裏へとはける。
裏でグラスを洗っていたスタッフに
どうかした？なんて言われたけど、
今はそれどころではなくて、
もしかして、助けてくれた？
何てこと思って、
「そんなこと、あるはずないよね」
グラスを置いて、胸を手を当てる。
特殊なライトに照らされた、
日高くんの笑った顔が、思い浮かんで、
ドキドキと、高鳴る胸を今は抑えるしか
できなかった。
→
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rio(プロフ) - ひーさん» コメントありがとうございます(*`∀´*)だいぶ進んできました〜！これからも楽しみにしていただけると嬉しいです！よろしくお願いします！ (2019年1月3日 1時) (
レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
ひー(プロフ) - きましたね〜楽しみです！ (2019年1月3日 1時) (レス) id: 3bb3b1d8ec (このIDを非表示/違反報告)
rio(プロフ) - ひーさん» コメントありがとうございます！ありがとうございます〜！まだまだお話は続きますので、これからもよろしくお願いします(*`∀´*) (2018年12月15日 23時) (レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
rio(プロフ) - あきさん» コメントありがとうございます！遅くなってしまってすみません(´._.`)他メンはまだ出るつもりですが、後輩くんはこちらのお話には出てくる予定は今のところはありません、ですが別のお話には出てきてますのでよかったら見てくださいね＊ (2018年12月15日 23時) (レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
ひー(プロフ) - 黄色さんのキュンキュン大好きです！待ってます！ (2018年12月11日 0時) (レス) id: 3bb3b1d8ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rio
| 作成日時：2018年9月7日 20時
