142 ( side Nishijima. ) ページ6
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西「すみません、ここで大丈夫です。」
タクシーの中では、
それはもう気が気じゃなくて、
そのあと送った数件の連絡に、
既読がつかない。
怒ってでもいるのだろうか、
もしかしたら、もう帰ってるかもしれない。
そんなことばかり考えては、
彼女からの一言に心を寄せて、
俺は何とか、待ち合わせをしていた店についた。
時計を確認すれば、
もう閉店する時間。
そんな時、
店の前で閉店するためなのか、
店仕舞いをしている店員さんと目が合う、
『…あ、』
西「お久しぶり、です、」
『そう、ですね。…えと、』
何ともぎこちない会話。
中に人いますか、と一言聞けば
わかってしまう事なのに、
それがわかってしまう事が
なんだか少し怖くて、
店員さんが持っていたのはcloseの看板をドアにかける。
それと同時くらいに、
もう1人の店員さんが中から出てきて、
俺を見ては、ゆっくりと笑みを浮かべた。
『中どうぞ。』
西「大丈夫、何ですか」
『待ってる人いますよ、』
その言葉に、俺は思わず頷いた。
多分店長さんだろう人は、
何かあったら呼んでね、と一言俺に伝えると
奥に入ってしまって、
入り口から見えない奥の席に案内されると、
そこには、
壁に寄りかかるように、
Aが目を閉じて座っていた。
西「、…A」
近くに行って、
声をかける。
綺麗に閉じられていた瞼が揺れる、
少しして、
その閉じられていた瞼がゆっくりと開くと、
綺麗な目で、俺を捕らえた。
「に、しじまくん…、」
待たせてごめん、
その言葉も伝えられないまま、
何だか久しぶりに聞いたような気がする
この声も、
状況をはっきり理解できてないような
その表情も
今は何もかもが、
愛おしすぎて。
ふわついたままの彼女の手を引いて、
俺は何度か抱きしめたのその小さな身体を、
自分の元へと引き寄せた、
→
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rio(プロフ) - Takatakaさん» コメントありがとうございます！更新、なかなか出来ず申し訳ありません。もう一つの方のお話の目処がつき次第、新しい枠にて更新させていただきますので、ドキわくしながら待っていてくださると嬉しいです。ありがとうございます(* 'ω')ﾉ (2019年5月13日 0時) (
レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
Takataka(プロフ) - はじめまして、perfect続きがとても気になります、更新楽しみにお待ちしてますし (2019年5月10日 20時) (レス) id: e0f897fd84 (このIDを非表示/違反報告)
shuchia。 - はい、その内twitterの方にも顔を出させて頂こうと思っています!angel_凄く設定が好きです…!!笑これからも頑張って下さい、応援しています。 (2018年12月6日 18時) (レス) id: 8e21e369d0 (このIDを非表示/違反報告)
rio(プロフ) - shuchia。さん» コメントありがとうございます。遅くなり申し訳ございません。桃推しなのですね、とても嬉しいです＊桃主体のお話読んでくださったみたいで、ありがとうございます！ぜひtwitterのほうにもお越しいただけたら嬉しいです。これからもよろしくお願いします！ (2018年12月1日 1時) (レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
shuchia。 - 初めまして。いつかコメントさせて頂こうと思っていましたが、勇気が出ず…えっと、rainbow.rainbow+.angel.短編集も読ませて頂いています。桃推しの私でもrainbowや、この小説、愛してます!応援してるので頑張って下さい。 (2018年11月26日 23時) (レス) id: 8e21e369d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rio
| 作成日時：2018年7月30日 22時
