149 ( side Nishijima. ) ページ14
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「 秀太くん、こっち！」
秀「あいよ〜。」
おかしい、
「秀太くんこっちと、こっちの色どっちが好み？」
秀「黒かなぁ、でもピンクのがぽい？」
「うーん、アンダーカラーだから、どっちでも大丈夫だし、秀太くんの好みでいいですよ。」
秀「ふーん、…じゃあ黒で。」
「了解。…秀太くんは黒、と。與くんの方聞いてこよう。」
おかしいだろ。
どう考えてもおかしすぎる。
付き合ってから、
もちろんあからさまに態度が変わるとは思ってなかったけど、
仕事中のAはやっぱり何も変わらなくて、
それはこちらとしてもありがたいし、
なにより、メンバーにももちろん、
あの宇野にでさえまだ伝えてない状況らしいから、
タイミングを伺ってる最中らしい。
( 俺としては今すぐにでもいいたいんだけど、ツアー終わりで忙しいから、って )
付き合う前は、俺も正直なところ
いっぱいいっぱいで、気づいてなかったけど、
Aは人当たりも良くて、
なにより、すごく観察力もあるから
とにかく周りに人がたくさんいる。
モテるのだ。
それと同時に、気づいた事がひとつ。
西「秀太のことなんで、秀太くんって呼んでんの？」
「え？」
西「秀太。うちんなかで、秀太のことだけ秀太くんじゃん。」
「あー…そういえば。でも別に意味はないですよ、普通に前からそうだったのが当たり前になってるだけだし、」
付き合う前からたしかに秀太のことは
ずっと秀太くんと呼んでたA。
それに気づいた時は、まだ付き合ってなかったころだったから。
西「俺のことは名前じゃないのに？」
「へ？いやそりゃ周りに呼んでる人いないじゃないですか、おかしいでしょ。」
西「…そうなんだけど、」
「秀太くんは、秀太くん。呼び方に意味はないですって。」
そうなんだけど！！
恋人になった今、
自分は苗字で呼ばれてるのに、
他の男、しかもメンバーの一人を
名前で呼んでるなんて、
ちょっと癪じゃん。
ちょっとじゃない、かなりだ。
西「いいなぁ、俺も名前がいいなぁ」
「無理です。」
西「くそ〜…」
仕事終わりの車の中のそんな会話。
仕事に関しては本当に厳しいA。
だからこそ、成り立ってる関係ではあるんだろうけど、
それとこれとは話は別だ。
→
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rio(プロフ) - Takatakaさん» コメントありがとうございます！更新、なかなか出来ず申し訳ありません。もう一つの方のお話の目処がつき次第、新しい枠にて更新させていただきますので、ドキわくしながら待っていてくださると嬉しいです。ありがとうございます(* 'ω')ﾉ (2019年5月13日 0時) (
レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
Takataka(プロフ) - はじめまして、perfect続きがとても気になります、更新楽しみにお待ちしてますし (2019年5月10日 20時) (レス) id: e0f897fd84 (このIDを非表示/違反報告)
shuchia。 - はい、その内twitterの方にも顔を出させて頂こうと思っています!angel_凄く設定が好きです…!!笑これからも頑張って下さい、応援しています。 (2018年12月6日 18時) (レス) id: 8e21e369d0 (このIDを非表示/違反報告)
rio(プロフ) - shuchia。さん» コメントありがとうございます。遅くなり申し訳ございません。桃推しなのですね、とても嬉しいです＊桃主体のお話読んでくださったみたいで、ありがとうございます！ぜひtwitterのほうにもお越しいただけたら嬉しいです。これからもよろしくお願いします！ (2018年12月1日 1時) (レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
shuchia。 - 初めまして。いつかコメントさせて頂こうと思っていましたが、勇気が出ず…えっと、rainbow.rainbow+.angel.短編集も読ませて頂いています。桃推しの私でもrainbowや、この小説、愛してます!応援してるので頑張って下さい。 (2018年11月26日 23時) (レス) id: 8e21e369d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rio
| 作成日時：2018年7月30日 22時
