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お休み最終日、
最後までメンバーみんなと過ごした時間、

早く帰らないと明日からの準備終わらないから、と
なかなか帰らないメンバーを返して、

気を遣ってくれただっちゃんと実彩子ちゃんのおかげで、片付けもほぼない。



「洗濯だけしようかな、」



しん、となるリビングに
少しだけ寂しさを感じる。


ちょっとだけため息をついて、
キッチンに並んでる色のカップを見てから
洗濯をしようと洗面所に向かう


ガチャ、そんな音がして玄関のドアが開いて
寒かったー、と身を震わせる人。



「おかえり、真ちゃん。」

與「ん、ただいま。」


コンビニに袋を下げたまま暖をとるように
そのまま抱きついてくる。


メンバーが帰った寂しさが、
少しずつ埋まっていく。



「ごめんね、頼んじゃって」

與「全然ええよ。片付けは?終わったん?」

「うん、実彩子ちゃんたち手伝ってくれたからほとんどなかったし。」



みんなを送ると同時に、
砂糖が切れてることに気づいて、
カフェイン中毒な私には必須のものだったから、
どうしよう、と思っていたところ、
メンバー送るついでに買ってくる、と言ってくれたのは、真司郎の方だった。


優しくて、



與「やっとAと2人やー、」



ちょっとだけ、
いや、結構甘えんぼうで。


そんな私の大切な人。




「明日9時だよね、何時に起きよう。」

與「んー、早めに起きてスタバ行く」

「えー、朝から?」

與「ええやん、明日からまた仕事やから、な?」

「じゃあ、早めにお風呂入って寝よー」



洗面所に行くと、大量のタオルに
思わず笑みを浮かべる。


楽しかった休日を思い浮かべて、
色ごとに分けた洗濯ものが入った洗濯機のスイッチを押せば、音が鳴って動き始める。



「真ちゃんお風呂入れば?」



洗面所から顔を覗かせてリビングにいる真司郎に声をかけると、んー、と声だけが返ってきて、
最近変えた柔軟剤の匂いにちょっと笑みを浮かべていれば、
後ろから抱きつかれた。



與「Aも入る?」

「はいはい、あとでね。タオル置いとくよー、」

與「あ、…なんなんムードもへったくれもないやん」



ブツブツと言ってる真司郎を横目に、
私は洗面所のドアを閉める。


ちょっとだけ熱くなった顔を抑えてから、
リビングにもどると
私の携帯に数件の通知が入っていて、
メンバー、そして、


一件は私のマネージャーからだった。




2→←_____digest.



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美紀 - AAAみさちぁと秀太くん寄りのオールです最高です (2018年12月18日 17時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
もえ(プロフ) - rioさん» もちろんです!! (2018年2月18日 16時) (レス) id: a99bbcf5d8 (このIDを非表示/違反報告)
rio(プロフ) - ゆにさん» コメントありがとうございます!まだ6面さまは勉強の身なので、ドキドキしながら書いております*何かありましたら色々教えていただけると嬉しいです!これからもよろしくお願いします* (2018年2月18日 1時) (レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
rio(プロフ) - もえさん» コメントありがとうございます!そう言っていただけると書いてる方も幸せいっぱいです。また覗きに来てやってください! (2018年2月18日 1時) (レス) id: 8574c01615 (このIDを非表示/違反報告)
ゆに - わー!はやちゃんならほんとにやりそう…笑 (2018年2月18日 1時) (レス) id: f52e989049 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:rio | 作成日時:2018年1月22日 22時

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