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いつもこの時間帯はバイト中だが、せっかく貰った休みなら今日は頑張っている自分の為に家にあるもので豪華なものを作ろうかなと考える。

流石に今から買い物に行くとご飯を作るのが遅くなる可能性があるし、時間の無駄にもなる為家にある食材だけで夕飯作りをする。何があったかな、と必死に思い出そうとしながら家までの道のりを小さく靴音を鳴らしながら歩いた。

家に到着し玄関の鍵を開けようとした時に、鍵が開いていることに気付いた。姉さんがもう帰って来ているのだろうか。ただいま、と声をかけながら扉を開けるが、中からの返事はない。ふと足元を見た時に、靴が二つ置いてあるのが視界に入った。


一つは綺麗に整えて置かれたハイヒール。もう一つは乱暴に脱ぎ捨てられた黒い靴。そして、廊下についている足跡。一体何があったのだろうか。急いで靴を脱ぎ廊下の奥に続く足跡を追いかけた。

足跡を辿っていくと階段まで足跡がついており、2階へ上がっていく形跡があった。足音を立てない様に二階まで上がって来た時に姉さんの部屋から少し大きめの声で話す声が聞こえて思わず身体が固まった。

盗み聞きをしたい訳ではないが、今から戻るとなると床が軋む音がして気付かれるかもしれないせいで戻る事が出来ない。どうしよう、と頭を悩ませた時にギィ…、と小さく音が鳴った。

その瞬間話し声が止まり、姉さんの叫び声が家の中に響いた。その声を聞いた瞬間残りの段を駆け上がり、姉さんの部屋の扉を勢いよく開ける。そして、中を見て思わず目を見開いた。



「…うそ、」

「た、助けてA…!!」



扉を開けた私の目に映ったのは、今日バイト先に来てくれなかった五条さんと、その五条さんに押し倒されている姉。そして、ベッド付近に血塗れで倒れている見知らぬ男だった。


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muu(プロフ) - けさん» コメント気づかず、そして返信も遅れてしまい申し訳ありません。短編集公開の決め手はあなた様のコメントでした。嬉しいお言葉ありがとうございます。私の作品を探してくださってありがとうございます。け様こそこれから幸せでいてくださると私が嬉しいです。 (2023年4月2日 10時) (レス) @page45 id: d72e1585a0 (このIDを非表示/違反報告)
- どんな回答であっても飲み込むつもりでいます。どうか御返事をお願い致します。そして、貴方のこれからに良き風が吹く事を願っております。 (2022年7月28日 23時) (レス) @page1 id: 7bc13d5481 (このIDを非表示/違反報告)
- そこから、「この作者の作品を全表示」から飛んでやっとの思いで短編集に辿り着く事が出来ました。ですが、パスワードが掛かっており、拝見出来る状態ではありませんでした。そこで冒頭でも言いました様に、パスワードを誠に恐縮ながら教えては頂けないでしょうか。 (2022年7月28日 23時) (レス) @page1 id: 7bc13d5481 (このIDを非表示/違反報告)
- 見終わっても何回も読み返す程でした。その時丁度スマホの機種を変えてしまって(引き継ぐのを忘れてしまって)主さんの作品と約一年程離れてしまいました。そして、何度か検索を繰り返しているうちにやっと主さんの短編集の関連作品と出会えました。 (2022年7月28日 23時) (レス) @page1 id: 7bc13d5481 (このIDを非表示/違反報告)
- 夜分遅くにすみません。お手数掛けますが、主さんの作品の一つである「大大大大大大大大大大大好き」という呪i術i廻i戦の短編集について、一つお伺いしても宜しいでしょうか。私は以前、(といっても大分前)にその作品が題名の通り大好きで、文字数↓ (2022年7月28日 23時) (レス) @page1 id: 7bc13d5481 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:muu | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2021年3月14日 21時

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